見出し画像

日記61 2023_0813-0819

こんばんは。週に1記事くらいのペースでざっと日々の出来事や雑感を書いてます。
全然立秋してくれてない。

==========================

写真はその週に撮ったものを1枚。賑わう長瀞。

0813
友達の家の家具制作をした。大きな家具を1人で現場制作するのは初めてでとても緊張していたのだけれど、なんとかやり切った。喜んでもらえたようで嬉しかった。久しぶりに肩の力が抜ける。
家で制作しているあいだ友達はずっと近くにいて、テレビを観たりくつろぎながら時々自分に話しかけてくる、といった具合だった。その投げかけられる質問が、気を衒わず素っ気ないのだけれど、いつまでもそれについて話していたくなるような絶妙なものばかりで、おばあちゃんの和食みたいだなと思った。中でも印象的だったのは「人生で1番笑った時は?」という質問で、パッと出てこない自分が悔しかった(絞り出しはできた)。尊敬する人とか座右の銘とかみたく、こういうものも大切に持っていたい。
こういう頭を使う質問と、流れていた甲子園の北北海道代表クラーク国際のとてもいい試合と、自分の読みの甘さで、作業時間は大幅に伸びてしまった。

0814
仕事で新横浜へ。予定よりだいぶ早く終わることができたのでいい感じの喫茶店でも見つけて少し作業をしようと思ったのだけれど、暑い中歩き回る元気もなく、ドトールへ。ペーパーが取り放題、電源と喫煙室あり、トイレが綺麗というパーフェクトドトールで気分よく作業。
帰って冷凍ご飯をチンして味噌汁を作って、健康的な晩ごはんを食べる。

0815
長瀞町は「長瀞船玉まつり」へ行った。
天候、有名かき氷屋さんの行列、お祭りの人ごみ、駐車場、場所取り、帰り道の渋滞などなど、懸念されたポイントをすべて上手にクリアできて、奇跡みたいなキラキラした1日だった。
今までで1番近い距離(本当に真下!)で打ち上げ花火を見上げた。見る、というか、降り注いでくる、という感覚。打ち上げ花火は、眺める美しさもさることながら、飲み込まれる迫真もあるのだなと知った。
いい夏の思い出でした。

0816
休憩のときにハンバーグカレードリアを美味しそうに頬張る先輩が、「好きなものが3つ合わさるととんでもないことになるよね。」と言った。自分はハンバーグカレードリアに対して、欲張りすぎて子供っぽい食べ物だと思い勝手に敬遠していたので、理解できない旨を伝えつつ、それでもしばらく考えていると、『YUKIによる漂流教室(銀杏BOYZ)のカバー。アルバムのジャケ写に小川紗良』という”好きなものが3つ合わさったとんでもないもの”が自分にもあるということに気が付いて、興奮気味に先輩に伝え直した。ハンバーグもカレーもドリアもそれぞれ大好きなので、今度ちゃんとハンバーグカレードリアを食べてみようかなとちょっとだけ思った。

0817
仕事を終えて友達と夜ご飯を食べた。自分から急にお誘いしたので、職場から自転車を漕ぎながら少し話したい話を整えてみる。気の知れた友達なのだからそういうのは要らないじゃんと思いつつ、そういうのはやめられないから、気の知れた友達が少ないのかも知れないな、とか、脚と一緒に脳みそもグルグルする。
ピザ屋に入って、ピザを食べながら与太話って初めてて、アメリカっぽいなと思ったけれど、洋画みたいな素直で清々しいリアクションはできないので自分は日本人。
話を丁寧に聞いてもらって嬉しかった。
あと、お互いが読んだ本の、印をつけたりメモしたりした文章が同じだったのがとても嬉しかった(アメリカだったらここでハイタッチ)。こうやって、忘れないであろう文章が記憶として強化されていく。

0818
夜、映画『行き止まりの世界に生まれて』を観た。息継ぎをせずには観られない、迫り来るドキュメンタリーだった。育った環境は、どうしようもなく人生を規定する。その透明で、けれでも強い引力を持つレールから自由になれることは難しいだろう。
考えて、考えて、考えなくちゃいけない。
幸せは永遠の課題。愛情、やりがい、お金。バランス。
実践とブラッシュアップあるのみ。
酔っ払いながら、だから今日はボールペンではなくシャープペンシルで走り書きした。

0819
考えることが行き詰まって、自転車を走らせた。地図を見ると隅田川と荒川を連続で渡れそうなところがあったので目指してみる。やっぱり太くてゆっくりな川はいいなと思った。
車で東京を出る際によく走る五色桜大橋を、横に並ぶ江北橋からしばらく眺めた。ダイナミックで洗練された大きな橋の上を、小さな車がぽつぽつと通過する。いつもは車で走る側だったけれど、遠くから見るというだけで、現実の見え方がこんなにも変わるのだなと、少し怖くなった。
汗だくで帰宅。次はもう少し涼しくなった夜にも見に行きたいと思った。水浴びが心底気持ちいい。
夜は少しお酒を入れつつ料理をした。水菜とピーマンの白和え。ひじきとツナとお豆腐のしょうゆ煮。ついでに群馬や長瀞で買って帰ってきたご当地浅漬け野菜たちを切ってタッパに移す。明日からの食卓が賑やかになりそうで嬉しい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?