日記75 2023_1119-1125
こんばんは。週に1記事くらいのペースでざっと日々の出来事や雑感を書いてます。
引き続き怒涛の1週間。ひと息はつけた。
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朝の東京タワー。ノアビル。職人さんがたくさんのコンビニ。日曜日だからといつもより元気なおはようございます。ビルの入り口から現場のフロアまで迷路のようで約15分。マラソン大会の交通規制。働く日曜日。いい天気。やりたかった洗濯。真剣と少しの笑い。なんとしても早く帰るぞの気合い。大胆な昼寝。その場の判断。緊張のリテイク。歓喜のノルマクリア。1人居残り。やり切った日曜日。くら寿司の誘惑。コンビニの鍋とビール。どうする家康。夜の洗濯。スケッチ。日記。
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現場のトラブル多発でクタクタになりつつ、脚本家の友達が主催している演劇ユニット「メロトゲニ」の新作『トマトに塩を、かけた日に。』を鑑賞しに上石神井へ。互いに違う歩み方で生きる、杏子と美子の物語。自分の感情に嘘がないけれど、甘いトマトを食べるために塩をかけるような逆張り的な一面を持つ杏子。愛想笑いが身に染みついているが、甘いトマトを食べるために砂糖をかけるような真っ直ぐな一面を持つ美子。2人の半年間の一軒家共同生活。カレンダーにはそんな違う2人の共通の楽しみであるウェブ漫画の更新日(毎水)に赤い丸が。この描写が愛おしかった。これはきっとただの丸ではなくて、半円弧を鏡面反転させてできた丸なのかなと思う。中心と半径から割り出されたひと筆描きの丸ではなくて、違う2人がそれぞれ描いた半円を組んでできた丸。素敵な丸。自分もいつか誰かと、カレンダーにそんな丸を描きたいなと思った。
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頑張りをわかってくれる人がいて、その人にしっかり見てもらって認められて、嬉しかった。
“電車が揺れますのでご注意ください”のタイミングで油断していてよろけてしまって、隣の人に少しぶつかってしまって舌打ちをされた。ずんと凹みそうになったけれど、目に入ったその人のスマホにはどエロい広告が出ている怪しげな漫画のページが映っていて、自分は文庫本を片手に持っていたのでギリギリのところで自尊心を保った。
『きのう何食べた?』と『星屑テレパス』の第7話で元気を補充。
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仕事終わりに、故郷の鹿児島へ帰った友達が東京に遊びにきたということで会いに飲みに。集まった人たちは、自分が大学を休学していた1年間で出会った人たちで、なんともう10年も前になるらしい。時の流れよ。楽しく話しながらいろいろと思い出す。あのときは”やりたいこと”みたいなものに向けて見切り発車して、だからこそ必死で、常に興奮状態で、なにより楽しかった。今でもその気持ちは忘れずにいようと思っているけれど、もうちょっと、あのときみたいになりたいなと思った。みんな変わらず元気そうで嬉しかったな。鹿児島に行きたい。
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本日も出勤。頑張ったので、よほどくら寿司にてパーティを始めようかと思ったけれど思い留まり帰宅。
赤羽駅に降り立つと、駅前広場にイルミネーションが施されていた。いろいろなものがキラキラとしている。そんな中ひと際目を引くのが、赤く光る「AKABANE」という文字のイルミネーション。表参道や恵比寿には真似できない所業。信頼できる街。
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友達が教えてくれた、群馬県は上野村のキャンプ場へ。その友達もその日キャンプをするということで道の駅で合流(コンビニやスーパーが全然ない)して、地元産の椎茸やこんにゃく、猪肉を買い込む。キャンプ場はほぼ貸切で本当に最高の穴場。基本は各々のテントで自分の時間を過ごし、ご飯を分け合ったり一緒に食べたりだけするという心地いいスタイルのキャンプ。
川のせせらぎと、落葉楽枝の乾いた音をBGMに読書。坂口安吾の『堕落論』と坂口恭平の『心学校』(意図せずのダブル坂口)を読んだ。”人は堕ちるとき、無能に気づくときから始まる。”
夜は友達にオススメされた伊丹十三作品『たんぽぽ』を鑑賞。眠る。
心を洗い流して、でもピカピカすぎるとキツいから、乾いた落ち葉の中にカサカサと少しまぶして。そんなふうに心がいい状態になる時間でした。教えてくれた友達と上野村に感謝。
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早朝のシーンとした自然を堪能して東京へ。ねじ込みキャンプは大成功でした。
昼から現場に行って進捗チェックと図面更新をし終え、急いで東京都現代美術館へ。TABF。創作×バザールという楽しげで、かつ静かに熱狂的な空間で元気とやる気をチャージ。中村至男さんご本人がいらっしゃっていてサインをもらえたのがとても嬉しかった。いいもの買えました。
夜、とても冷え込んでいて押し入れからガスストーブを引っ張り出す。こいつとこたつで、冬の引きこもりも安心。
さすがに疲れた。泥のように眠ろうと思います。
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