見出し画像

日記55 2023_0702-0708

こんばんは。週に1記事くらいのペースでざっと日々の出来事や雑感を書いてます。
8月への恐怖が増幅する日々。


==========================

写真はその週に撮ったものを1枚。充電コードとイトトンボ。

0702
日記を打ち込んだり小説を読んだりしてゆっくり過ごした。深呼吸するような休暇が必要だった。料理はできず。
ドラマ『日曜の夜ぐらいは…』の最終話を観る。ラストシーンが主人公であるサチの想像(と明言していた)で締められていたのが印象的。「叶わない」を多く抱えたサチの物語が「願い」で締め括られているのがなんだか美しかった。あと、フィクション(ドラマそのもの)にフィクション(ドラマの中のIFの世界)を重ねることで、逆にリアリティが生まれてくるような感覚があって新鮮だった。いいドラマでした。
風邪をひいている感覚はまったくないのだけれど、鼻水と咳が出る。ちょっとした異変というものは妙に気になる。たっぷり水を飲んで眠る。

0703
「今の自分があるのは、過去の自分のおかげだよね」みたいな言葉がある。この言葉における「過去の自分」は、今と地続きで、歯を食いしばって耐えて、努力を重ねた、そんな自分が自然とイメージされる。でも、そうとは限らないのかもしれない。地続きなんかではない、切断して消し去りたい過去の自分であったとしても、それは今の自分につながっていて、いつか認めてあげてもいい日がくるかもしれない。人生における積み重ねとは、地続きだけじゃない。切断や消去も積み重ねなのだ。映画『青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない』を観てそんなことを考えた。
Aマッソ加納さんの個人YouTubeチャンネルが開設された!めちゃ嬉しい。

0704
近所のたばこ屋さんで手巻きたばこ用の葉っぱとペーパーを買った。店員さんの動きがいやにゆっくりで梱包にもたついているのを見て少しやきもきしていると、「そういえばアメスピの葉っぱが販売中止になってしまうんですよ。知ってました?」と、アメスピの葉っぱを購入していた自分に話しかけてきてくれた。「うち、たくさん仕入れておきましたんで、しばらくは大丈夫です!」じんわりと気の遣える素敵な店員さんだった。人を見た目で判断はもちろんよくない。同じくらい人を表面的な仕事ぶりで判断もよくないと思う。テキパキ効率よくだけがいいわけじゃない。わかっているのにやってしまう。反省。そしてアメスピ勘弁してくれ〜。

0705
仕事で高層マンション上層フロアの1室に行った。東京を一望できる部屋だった。夕焼けや夜景がとても綺麗だろうなと想像したが、1番羨ましいなと思ったのは朝焼けが美しいであろうということだった都市と地球の目覚めを眺めるところをイメージして息を飲んだ。高層マンションに住みたいとは思わないけれど、自分の中でいつか住みたい場所の大事な条件のひとつに、早起きが楽しみになるくらい朝が気持ちいい場所というのがある。気持ちのいい一番乗り、気持ちのいい独り占めが、自分にとって大切な癒しなのだと思う。

0706
暑くて暑くて、自転車のスピードは落ち続ける。なかなか進まないという感覚が増幅して、それゆえであろうか、なぜかまたここに戻ってきてしまったという感覚に陥る。抜け出せない虚しさに包まれる。進んではいるはずだけれど。
髪が伸びてきている。切りに行く気にならない。したい髪型が見当たらない。暑くて邪魔ではある。

0707
仕事終わり、夜、福島県まで車を走らせた。夜の常磐道は車も照明も少なく、意味や目的から放り出された重力のない孤独な時間を期待して胸が踊ったけれど、それも束の間だった。計算されて配置された反射材。どこかへ何かを運ぶトラック。ラブホテルの看板。街灯が現れて明るくなるインターチェンジやサービスエリア。一瞬だけ雲と見間違えたコンクリート橋。サイドミラーに反射する後方車のハイビームからは押し出されるような力を感じる。車線を煌びやかに型取る光は工事中のエリアに車が侵入するのを防ぐ。パソコン音楽クラブ・PUNPEE・STUTSのアルバムを選ぶ。最近観たアニメの主題歌を歌い、坂口恭平を流してぼんやりする。結局は意味の上で走っていた。それが心地よかった。
友人の家に無事到着して、立派すぎる土間で火を起こして、双葉牛とワインをご馳走になった。最高でしたありがとうございます。

0708
朝早起きして、泊まった友人の家の素敵な縁側で本を読む。風が涼しくて気持ちがいいことの幸せを噛み締める。
仕事を終わらせて福島から東京へ戻り、そのまま新幹線で静岡へ。移動は楽しくて好きだけれど、さすがにクタクタだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?