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中学受験の振返り②

続きです。

我が家には3人の子供がいるが、親から見て長男が一番、中学受験に適性があるように思えました。
長男が中学受験を目指し、入塾したのは小学3年の2月です。まぁ、標準的なスタートですよね。

塾に入る前の習い事

さて、入塾する話の前に習い事の話です。
長男は、小さな頃から習い事をさせてきました。

水泳、サッカー、体操、少林寺拳法、お茶、などなど…。

そのなかで唯一、続いたのは「そろばん」です(それ以外は、まぁお察しということで)。
怖いおじいちゃん先生のそろばん教室だったのですが、文句を言いながらではありますが、小1〜小6まで、継続することができました。ゲーム感覚で級が上がっていくのが楽しかったのか、小6で辞める頃には『初段』まで行ったのです。
このそろばんで培った計算能力は、非常に中学受験で役に立ちました。計算のスピードと正確性というのは、中学受験での基盤の中の基盤だからです。

中学受験において、偏差値帯の中である程度の上位校を目指すのであれば、「計算能力」は必須です。上位校の中学受験は結局、どれだけ思考に時間をかけられるか、だからです。計算する時間を極限まで短くして、思考する時間に割きたいのです。

入塾したのは…

そして、入塾したのはSAPIX小学部です。同学年に600人ほど在籍するという都内の大型校でした。SAPIXは双方向授業であり、小学校の授業が詰まらないと言っていた息子には刺激的で楽しいのでは、と考えたからです。

入塾テスト結果の偏差値は四教科で52。

頭の回転も早く、計算能力も高い息子に少し自信がありましたが、結果は、中間層。やっぱりSAPIXって難しいんだなー、と奥さんと話した記憶があります。
心のなかで考えた「あわよくば上位校」があっさりと崩れました。
(上位校に行きたければSAPIXに入れるのは、都内ではもう常識のようなものでしたから)

まぁ、何はともあれ、親子の中学受験の3年間がここから始まったのです。
ちなみに初めに言っておきますが、息子のSAPIXでの最後のテストの偏差値は52でした。。。



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