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Vercelが便利だった

最近は色んな分野に首を突っ込んで実装をしている結果、Webアプリの開発から少し遠ざかっていて新しい技術を追っかけるのも停滞気味なのですが イケイケの若手エンジニア に教えてもらったVercelが便利だったので、自分の半径5mの方々に届けばいいなくらいのノリで共有しておきます。
技術tipsではないので、普段から利用してる方には特に新しい情報はありません。

Vercel is the optimal workflow for frontend teams.
All-in-one: Static and Jamstack deployment, Serverless Functions, and Global CDN.

とのことで、webフロントエンド向けのPaaSといったところでしょうか。

そもそもこのVercelって会社/サービスは、Next.js(ReactJSのプリレンダなどかっこよくやってくれるフレームワーク くらいの知識)の開発者がCEOを務めている会社で、以前はZEITという社名で、ZEIT nowというサービスとして展開していたそうです。(みんな大好き、『FACTFULNESS』の日本語訳者の方も務めている会社だそうで面白い!)

私は今までPaaSとして主にGitHub Pagesを利用していたのですが、それに比べて何が良かったかをざっくり紹介します。

フレームワークのauto detection

VercelにサインインしてGithubリポジトリと連携させると、リポジトリの内容からフレームワークを判定し、ビルド設定を用意してくれます。
やるやんけ。

SSLは当たり前

これはGithub Pagesでも利用できるのですが、インタラクティブなWebアプリを作ろうとした場合、SSL通信がないと利用が許可されていないAPIがあったりするので、助かります。

自動テスト・ビルド

PaaSとしては当たり前の機能なのですが、設定レスの手軽さで利用しているGithub Pagesは、/docs 以下のディレクトリをデプロイするため、build毎にファイルをリポジトリにコミットするという前世紀的なダルい作業が発生していました。(スクリプト書け)

push毎にデプロイ・URL発行

この機能はめちゃくちゃ気が利いていますね。特にモックアップの段階ではこういう気の利いたことは後回しにしてしまう(が、モックのときに最も欲しい)ので、大変助かります。

名称未設定

デメリット

機能的には特に感じていませんが、強いて言うなら価格でしょうか。
GitHub Organizations のリポジトリからのデプロイはteamプランへの加入が必要で、こちらが$20/month per member となかなかのお値段、、、
組織での利用は継続的なプロジェクトでなければなかなか厳しいかもしれません。

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とはいえ設定レスで自動デプロイ・ホスティング環境が整ってしまう大変便利なPaaSなので、利用できる環境下では今後も積極的に利用させていただこうと思います!

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