敗因を分析する。
STAGEでは、1年を4ヶ月ごとに分けて目標を設定する「ピリオド制」を取っているのですが、8月はちょうど2ピリオドの節目のタイミングです。
ギリギリまで自分が掲げた目標に到達するために、全メンバーがあの手この手を尽くしているのですが、できる限りスムーズに目標に近づいていくために、「敗因分析って大事ですよね」という話を今日は書きたいと思います。
成果を出している人は敗因が明確
STAGEの皆さんは社内SNSであるTUNAGの中で日報を書いていますね。
私はこれまでの色々な事業に携わってきましたし、部署もいくつか経験してきましたが、もれなく全ての部署で日報が存在していました。
日報を見ていると成長しそうな人とそうでなさそうな人が明確にわかるようになりました。
その特徴の一つをあげると、『成長しそうな人はうまくいかなかった際の敗因がとても具体的に書かれていて、そうでない人ほど敗因が抽象的』というものです。
💡こんな日報を書いてたら要注意
事実が書かれておらず、憶測が多い(「〜と思います。」「多分〜です」)
「誰が何をどうしたらうまくいっていたのか」が書かれておらず曖昧(行動を事実ベースで振り返れていない)
コントロール可能な範囲における記述が少ない(基本的に変えられるのは自分の行動だけなのに、相手のことばかり書いている)
整理されておらず、端的に記載されていない(文章が長くなっていてポイントが押さえられていない)
当たり前ですが、敗因が抽象的であれば適切にPDCAが回っていきません。
Dばっかりやって数をこなすことでなんとかしてもいいかと思いますが、生産高が重視される環境下においては成果が出るまで数をこなしているようでは時間がいくらあっても足りなくなってしまいます。
STAGEの皆さんに伝えたいこととしては、日報を書く人は自分の成長ために敗因をぜひ具体的に書いてほしいなと思います。
日報を読む人は書かれた内容に対して、具体的であれば具体的なアドバイスを、抽象的であればツッコミを入れてほしいと思います。
しっかりと敗因を分析し、前に進むきっかけをつかんでいってもらえたらと思っています。
敗因が抽象的になる理由
もし今「要注意に当てはまる日報を書いてしまっているかもしれない」ということに気づけたとして、どうして敗因が抽象的になってしまうのでしょうか。
原因はいくつかあると思うのですが、自分自身を客観視する場面を設けていないことが原因であることが多い気がします。(もしくはそういう場面があっても活かせていない)
客観視の仕方は人それぞれだと思いますが、基本的には自分で自分が改善すべき場所に気づくことは難しいと思っています。
私自身もまだまだできていないことが多い中でどうやっているかというと、
人と会う(人と会うことでその人と自分の違いを認識し、自分を客観視できる)
本を読む(読んだ内容に対して今自分ができているかどうかを反芻し、自分を客観視できる)
メンターにフィードバックをもらう
などです。
こういう機会があるにもかかわらず客観視できていないようであれば、まずは「書く」ことからスタートしたほうがいいかもしれません。
物事を具体的にするためには言語化が必要です。
機会があっても活かせていないようであれば言語化の部分に問題がある可能性があります。
人と会ったら、会ったときに感じたことを書く
本を読んだら、本を読んだ感想を書く
1on1をしたらすぐにTUNAGに投稿する
些細なことかもしれませんが、劇的に成長する方法はないと思っています。
地道なことの積み重ねが重要だと個人的には思っています。
勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負け無し
運良くたまたま勝てることはあっても、負けには必ず落ち度があります。
勝ち続けるために負けの原因を曖昧にせずに潰していけると成果が出やすくなるのではないかと思っています。
まだまだ私自身できていないことが多いので、今後も今日書いたことを頭において、頑張っていきたいと思います。
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