『意味論的転回』 序論と概観及び第1章
現在、岩嵜博論研究室で輪読を行なっているクラウス・クリッペンドルフの『意味論的転回 デザインの新しい基礎理論』の序論と概観及び第1章「歴史と目的」(p1 – p41)について、全体のサマリー、ゼミでの議論の内容、読んだ感想をまとめます。(文責 M1 河合)
サマリー本書は、デザインにおける意味論的関心の歴史をレビューし、その哲学的なルーツを示し、人間中心のデザインのための原理と考えます。まず、序論と概観では、デザインの語源に遡り、「デザイン」の意味の変遷を述べています。第1