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『コモンズ思考をマッピングする』輪読会

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山本眞人さんの『コモンズ思考をマッピングする - ポスト資本主義的ガバナンスへ』をゼミのメンバーと輪読しながら、これからの社会のあり方をディスカッションしています。
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#コモンズ思考

コモンズ思考をマッピングする 補論

研究室で輪読を行なっている『コモンズ思考をマッピングする ——ポスト資本主義的ガバナンスへ』の補論「グレーバー&ヴェングロー “The Dawn of Everything” を読む」について、サマリー、ゼミでの議論内容、感想をまとめました。(文責 M1 高田) サマリー”The Dawn of Everything” は、文化人類学者のデビッド・グレーバーと、比較考古学者のデビッド・ヴェングローの約10年の共同作業の成果です。”The Dawn of Everything

コモンズ思考をマッピングする 第7章(前半)

研究室で輪読を行なっている『コモンズ思考をマッピングする ——ポスト資本主義的ガバナンスへ』の第7章「『コモンズ+P2P』思考を地図化する——ポスト資本主義的ガバナンスへ」の前半について、全体のサマリ、ゼミでの議論内容、読んだ感想をまとめていきたいと思います。(文責 M1 石井) サマリー現代日本社会の課題と社会運動、抵抗闘争 筆者は、「現代の日本の政治的状況はかなりひどい」と日本の現状に懸念を示しています。 その背景として、日本は、太平洋戦争の失敗から学ぶことなく、戦後

コモンズ思考をマッピングする 第7章(後半)

研究室で輪読を行なっている『コモンズ思考をマッピングする ——ポスト資本主義的ガバナンスへ』の第7章「『コモンズ+P2P』思考を地図化する——ポスト資本主義的ガバナンスへ」の後半について、全体のサマリ、ゼミでの議論内容、読んだ感想をまとめていきたいと思います。(文責 M1 中川) サマリー1.      Commons-based peer play 本節では、ホモエコノミカスvsホモルーデンスという視点で比較を行います。 筆者はこれまでの議論で様々な分野の「コモンズ+P

コモンズ思考をマッピングする 第6章

研究室で輪読を行なっている『コモンズ思考をマッピングする ——ポスト資本主義的ガバナンスへ』の第6章「デジタル・コモンズの囲い込みとカウンター・ヘゲモニー」について、本章のサマリ、ゼミでの議論内容、感想をまとめました。(文責 M1 高田) サマリー第6章は、デジタル・コモンズの囲い込みに対するカウンター・ヘゲモニーを取り上げます。デジタル・コモンズは、天然資源のコモンズとは異なる性質を持ちますが、共用資源プールやコミュニティ、自律性などにおいて重要な共通点があります。本章で

コモンズ思考をマッピングする 第5章

研究室で輪読を行なっている『コモンズ思考をマッピングする ——ポスト資本主義的ガバナンスへ』の第5章「都市コモンズの囲い込みとカウンターヘゲモニー」について、全体のサマリ、ゼミでの議論内容、読んだ感想をまとめていきたいと思います。(文責 中川) サマリー第5章は、J・ジェイコブスとE・オストロムの対比から始まります。 二人の女性は多くの共通点を持つと同時に、対照的なところもあると筆者は述べます。 ジェイコブスは、下町に集積する小規模企業と住民の暮らしの多様性が都市の創造

コモンズ思考をマッピングする 第4章

研究室で輪読を行なっている『コモンズ思考をマッピングする ——ポスト資本主義的ガバナンスへ』の第4章「生態系コモンズの囲い込みとカウンター・ヘゲモニー」について、全体のサマリ、ゼミでの議論内容、読んだ感想をまとめていきたいと思います。(文責 M1 石井) サマリーハイ・モダニズムvsコモンズ・アプローチ この章では、第3章でも取り上げられていた生態系コモンズの囲い込みについて、いくつかの事例を紹介しながら解説されています。どの事例でも共通していることは、ハイ・モダニズムv