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風邪をひいた話


こんばんは。

自粛を促すかのように休日に雨が多くすっかり桜も散ってしまいました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
変わらず勤務されている方。
在宅や時差出勤、休業、休校のため自宅待機。退職や転職、就職活動。
沢山の方が多種多様な動き方をされていると思います。

僕は最初に当たります。
先日まで扁桃炎でお休みを頂いていました。
こんな時期にこのタイミングでまさか喉からの風邪症状に見舞われるなんて。
手洗いうがい、マスクもバッチリしていたのになぜ!!
なんて、貰ったものは仕方ないんですが。

そして、単身で住んでいるのでどうにも身動きが取れなくて苦しかったんです。
一人暮らしの風邪は本当に心細く不便なものですよね。
わかる、わかるぞって声が聞こえて来ます。

先日のエピソードではなく、一年半ほど前の話ですが
38℃の高熱が出たときに誰にも連絡を返さず丸2日。
一人暮らしのベッドで悶えていたことがありました。
たまたま仕事は長期休暇でしたので不幸中の幸いですが
友人に助けを求めれば良いものを、風邪を移してしまう心配がなぜか強くあり誰にも連絡を取らない状態でした。

ベッドに伏して3日目の昼です。
日頃くだらないことでもLINEでやりとりしてた友人の1人が突然自宅までやってきてポカリとオレンジのゼリー、そしてお粥を作って部屋でNetflixを観始めました。

会話はほぼせずに全て平らげぼやけた頭で映像を観て、少し眠りにつきました。
次に目を覚ますと映画の中盤からだったのですが
自分にとって不要なものでも大切な人にとって必要なものがある。
それがなくなってしまえば大切な人は日頃の生活とは全く別の道を歩み、人格も変わってしまうと言うものでした。

何か深く物事を考える余裕もなく、黙ってそばにいてくれた友人への感謝と自身の情けなさ映画のラストに涙を流して眠りにつきました。

翌日回復した僕は、友人にお礼を伝えました。
「元気になってよかったよ」
そう言い残し帰って行きました。

どうして分かったかのように看病に駆けつけてくれ、映画を流したのか。
たまたま観たかった映画だったのか、何か思うことでもあったのか僕にはわかりませんが。

お互いにどちらかが全く別の道を歩んでしまって別の人格に変わってしまうのなら、自分を保てなくなるほどの信頼関係がある。君はそういう奴なんだぜ。君にとってもそうだろ?
なんてメッセージというか、勝手に思ってしまっただけなんですけど。

そうだったら良いな。

というお話でした。

風邪には気をつけてお過ごし下さい。
ではまた。

少しでも何か感じていただけたならサポートお待ちしております。美味しいお肉をいただきたいと思います!!!!!!