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コロナ明け。いろんな場所への思い

突然にやってきた「コロナ明け」

いや、わかってはいたけど。
本当に明けた、という印象。
多くの人もそんな感じ。
スーパーでもまだ恐る恐る買い物してる感じだし
すれ違う人も少ない。
ちょっと安心する。

一方でやはり、解除されたから出かけるという人もいる。
もちろんいいのである。
自粛中に注意してきた行為を続けながら
経済を回していくのだ。
新しい生活様式、という言葉に頼る人も多いが、
新しさに適応することが目的ではない。
そう言ってしまうと拒否反応を示す人が少なからず出てくる。

新しい様式かどうかはさておき、第2波や第3波の可能性があるし、
新しいタイプの感染症が出てくる可能性だってある。
なんとなく気になっているのは、
世の中にはコロナしか病気がないような思いに
多くの人がなっていそうな空気感。
ひとまずコロナ以外にも、今の清潔に関する行為をしていれば
ずいぶんと他の感染症にもかかりにくくなる可能性は大きい。
しかし一方で 新たな病気が出てくる可能性もありそうだなと思っている。

それとこの期間中、ここには書かなかったけどずっと気にかけていた人たちがいる。
・メンタル系の病気の人はどうしているだろう
・理解を得られにくいであろう認知症の人の行動への対応
・家のない人のステイホーム期間の過ごし方

気がかりだっただけで全く動いてないので
何の力にもならないのだが。
ずっとどうしているだろうと気にかけていた。

最前線で戦う医療者へスポットが当たっていたが
おそらく介護現場の方がとても難しく戦っていたと想像する。
介護の現場は衛生面の対応が病院ほど完全でない。
できないのである。病気を治すことが目的じゃないから。
その中で 動きに介助が必要な人が当然いる。
理解力の乏しい人へ どうやって悲しい思いをさせずに感染予防をするか。
かなりかなり難しいことだったと想像する。
先日はやっと介護福祉の方へ慰労金をと決まり、額はとても少ないが
注目されたという点では良かったと思う。
防ぐというのは、かなり大変である。

そうやって色々と思いをみんながそれぞれに巡らせながら
6月をスターするのだろう。
どうか安全に慎重に過ごしたい。


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