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I will go to the "next stage".

 突然ですが 11 月末日付で退職いたします。

■ はじめに

 現在所属の会社に対して、御礼を申し述べておきたいと思います。

 私の人生の大きな変化に2回も関わっていただいたこと。社内での出会いによってこうしてアウトプットをする癖がついたこと。様々な社外の出会いをもたらしてくれた営業部門の仲間、ふざけながらもやるときはキッチリと仕事をこなす管理部門の仲間たち、それに、社外に出る大事さを教えてくれたマーケの人に出会えたこと ― 数えあげればきりがないほどに、良い意味で私の人生を変えてくれました。本当にありがとうございました。

■ 退職のきっかけ

 退職すると決めたきっかけのひとつめは、行政書士試験を受けるために勉強したことです。法律や判例を見れば見るほど、私の視野というのはとても狭いことを痛感していました。もういい年のオッサンなのに、これじゃあただの役立たずじゃあないか。もっと違う世界を見たい。法律や世の中のみならず、違う環境に見を投じれば、いろいろなことができるのではないかと思ったからです。

 ふたつめは、社外とのつながりです。視野の狭さは、自分の領分の中にも有りました。それを教えてくれた各種勉強会、情シスSlack、その仲間たち。同時に、そんな自分でも戦えるフィールドがあるかもしれないという可能性を感じさせてくれた人たちと繋がれたこと。それがなければ、この一歩は踏み出せませんでした。

 みっつめは、私に声をかけてくれた人がいたことです。前述の通り、私には市場価値なんてないと思っていました。

 それでも「その経験や知見や技術がほしい」といってくれた人・会社があったのです。そこでやることは、たしかに私の領分でもあり、領分を外れている部分もあります。やれることがたくさんありそうだ ― そんな可能性も感じました。

 ほかにもいろいろなタイミング、きっかけが私を後押ししました。特筆しておきたいのは、私の愛する伴侶のこと。

 文句も言わず、うんうんとうなずきながら「好きなことをおやりなさい」と理解を示し背中を押してくれました。それだけで言うわけでは有りませんが、本当に、最高にいい女ですようちの妻は。

■ これからのこと

 やること自体は、相変わらず情シス…といえば情シスです。いろいろな仕組みを創っていきます。それは IT によるものだったり、法律によるものだったり、組織によるものだったり、様々です。

 違うのは、自由度と選択肢でしょうか。

 これまでの組織とは異なり「自由に提案できるという風土」であると聞いています。立ち向かうことはいっぱいありそうですが、そういうのは私が一番得意とするところです。前職では様々な理由でできなかったことにチャレンジしていこうと思います。

■ さいごに

 正直、この歳で転職とは思っても見ませんでした。次はもう起業か複業か…というくらいの感覚でしたから。

 このチャンスを与えてくれた関係者たちへの感謝の気持ちを忘れずに、自分の心を静かに燃やしていく所存です。

振り返らずに進むから
前だけ向いて叫ぶから
心に炎を灯して
遠い未来まで
― LiSA 『炎』より

 過去は過去。未来は未来。

 過去のいろいろなものをいい意味で引きずり、悪いものはパージして、自分と、家族と、関係する会社たちの未来を創っていきます。

 今後ともよろしくお願いいたします。

ふらふら 拝


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