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業務効率化ツールを作ってみた

こんにちは、HRクラウドの採用一括かんりくんdevopsチームです。
弊社では会計上の都合により、エンジニア資産として貯まるプロジェクトは、用いた稼働時間を資産計上しています。そのため、対象のプロジェクトに関わった人に関しては、どの程度の時間を用いたかを記録し集計する必要があります。これは毎月の単位で行われ、月の総稼働時間に対しての割合で報告する仕組みになっています。
プロジェクト管理にはbacklogを用いているものの、どの工程にどれくらいの時間を用いたかを記録する決まりはなく、トラッキングもされてないため、各自で把握しておく必要があります。
なので、記録や集計する方法は人それぞれだったのですが、いちいち記録していては手間がかかりますので、効率的な仕組みを作りました。社内でも運用されていて、技術的価値あると思いますので、今回の記事で概要とソースコードを共有します。

概要

  • Googleカレンダーで、プロジェクト名の記載のあるイベントの時間を月単位で集計、AKASHIでの総稼働時間を基に各割合を算出

  • backlogと連携し、資産計上対象かを判定

これらが可能なWebアプリケーションをGoogle Apps Scriptを用いて構築しました。弊社では、勤怠管理のためにAKASHIを利用しています。
UIは大変簡素に作ってあるのですが、例を以下に示します。

稼働状況集計ツールのUI

これによって、Googleカレンダーに使った時間の枠でイベントを登録しておくだけで良くなったため、大きな効率化を実現しました。

ソースコード

githubにリポジトリを公開しました:

トークンやAPIキー部分などは削ってあります。