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あなたの会社は大丈夫?生産性を激落ちさせる、在宅勤務(テレワーク)の謎ルール

2020年4月の緊急事態宣言から、在宅勤務を実施する企業が増えてきましたね。今年に入ってから出された緊急事態宣言も、来月3月7日まで延長が正式決定ということで、在宅勤務を導入する企業もさらに増えているのではないでしょうか?

それにともない、いろいろと問題も起こっているようです。
というわけで今回は「令和には生き残れない!?企業の勝手ルール」シリーズとして、在宅勤務における企業の謎ルールをご紹介したいと思います。

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実は在宅勤務にはいろんなルールがあるらしい

アドビが調査したデータによると、米国人の77%は自宅で働くようになって「生産性が上がった(以前と同等も含む)」と答えているのに対し、日本人で「生産性が上がった」のは21%にとどまっている、とのこと。

「生産性が下がった」と回答した日本人は43%
もいるそうです。

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その理由としては、勤務環境が整っていない、集中しづらい、同僚からの協力が得られにくい、とのことですが…

色々調べてみると、こんな事例を発見しました。

・基本的に就業中は常に監視、離席をすると理由を求められる
・チャットの誤字脱字の指摘が多い、送信前のチェックに全集中

そう、どうやら在宅勤務には謎ルールが存在しており、それによって生産性低下を感じる方がいらっしゃるようなんです。

詳しく見ていきましょう。

常に監視され、離席をすると理由を求められる

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常に監視されている、なんなら出社している時より監視されていて、うかつに動くことができない!という会社もあるようです。
これだと常に神経を使うので、ストレスが溜まる一方ですよね。

そして、今まで会話で進めていた内容が、在宅勤務では全てチャットやメールになります。文章で確認をすることができるようになるので、上司から誤字脱字や細かい部分の指摘が増加。チャットを送信する度に細かい部分まで全集中して確認していると…。
「慣れてないだけかもしれないが、無駄な時間がむしろ多くなって生産性が下がっているのを感じる」という声もありました。

低スペックPCが支給されて仕事にならない!

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在宅勤務をするためにノートPCを支給されたものの、性能が悪くて動作が遅く、仕事にならないというケースもあるようです。もうこれ意味ないですよね(笑)

でも上司からは「依頼した仕事はまだか!早くしろ!」と言われるので、ダブルパンチでストレスがたまりまくると…。これまたちょっとひどい問題ですよね。

その他にもこんな謎ルールが

在宅勤務実施により、リモート会議も増えましたよね。リモート会議でよく使用される、WEB会議ツールのZOOM。どうやらZOOMを使用する中でも謎ルールは存在しているようです。

・Zoomは上司より先に退室するな!
・Zoomの画面は役員の顔を常に大きくしなさい!
・在宅でもスーツを着て仕事をしろ!

スーツ着用は「そういうこともあるかもしれないですね」とは思いますが…

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と、思ってしまいますね。

まとめ

総務省のサイトによると、日本のテレワーク導入率は約20%(令和元年時点)だそう。
テレワーク(在宅勤務)と働き方改革はセットで進めなければいけません。しかし今回ご紹介した、謎ルールばかりの状態は余計に生産性を下げ、ストレスを増加させることにつながるのだと思います。

では、この問題をクリアし、テレワークを進めるカギはどこにあるのでしょうか?次回は「テレワークにおける問題を解決する!エモト式解決策」ということで、お話していきたいと思います。
どうぞお楽しみに!


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