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【HRT年次総会 シンポジウム】人的資本経営の未来戦略と企業価値向上 - グローバル化、女性活躍、ジョブ型人事と生成AI活用


HRT2024年次総会シンポジウム 人的資本経営の未来戦略と企業価値向上
グローバル化、女性活躍、ジョブ型人事と生成AI活用

人的資本の法定開示スタートから1年が経過し、企業価値向上を実現した企業と低迷する企業の2極化が進んでいます。2者の違いは、人的資本経営の実践への本気度の違いから生じており、付け焼き刃ではない“本気”の人的資本経営の実践が日本企業の多くに求められています。
そこで、HRテクノロジーコンソーシアム(以下H R T)の2024年 年次総会では、「人的資本のグローバル化」「女性活躍推進」「データ・ドリブン人的資本経営」「ジョブ型人事と生成AI活用」を重点テーマに据え、本気の人的資本経営の実践に取り組む企業経営者、人事部門、I R部門に必聴の実践的な学びの機会を提供します。
政・官・産・学のオピニオンリーダーが一同に会する、年に一度のHRT最大規模のオンラインイベントとなります。万障お繰り合わせの上、人的資本経営と開示に本気で取り組む部門の皆様をお誘い合わせてご参加ください。

■プログラム

1. 基調講演:「グローバル人材の活用 -インド高度人材の活用を中心として」
藤末健三氏(前参議院議員・元経済産業省技官・インド工科大学特任教授)
◆概要: 海外企業7社アドバイザーを行いインド工科大学特任教授としてAIヘルスケアの共同研究を進める講演者が、労働人口と国内市場が縮小する中でのグローバル人材の重要性を語る。

2. 企業講演1:「女性活躍から始める人的資本経営~マルハニチロの事例に学ぶ~」
マルハニチロ(株)人事部長 齋藤麻里氏
こども家庭庁 有識者委員 スリール(株)代表取締役 堀江敦子氏
◆概要:人的資本経営を進める中で重要な施策の一つとなるのが女性活躍推進。しかし施策を進める上では、一過性の研修や施策にとどまらず、人事システムや企業内の意識・働き方等、全方面に変革を行う必要があります。本講演では女性活躍推進の支援を行うスリール株式会社の代表堀江が本質的な変革を進めるためのポイントを解説した上で、「多様な人財が安心して活躍できる職場環境の構築」を目指し、多方面から女性活躍・D&EI推進を進めるマルハニチロ様の事例を聞きながら、その成功の秘訣を探ります。

3. 企業講演2:「シスメックスが挑戦するデータドリブンな人的資本経営      シスメックス(株)人事本部 人材開発部 課長 松井有沙氏
◆概要:人的資本経営が注目されている中で、データを活用した意思決定の質向上は、各社共通の課題となっています。シスメックスでは長期経営計画において、人的資本を基本戦略の一つとして位置付け、データを活用した人的資本経営を積極的に推進しています。2023年には単体でISO30414の認証をz取得し、情報開示の充実にも取り組んでいます。本講演では、具体的な取組みのほか、現在に至るまでの苦労などを率直にお伝えします。

4. 研究成果発表:「2024年最新版!人的資本開示 定量分析からの示唆」
東京大学大学院大木清弘准教授
香川憲昭(一般社団法人HRテクノロジーコンソーシアム 代表理事))

5. 最新レポート:「ジョブ型人事制度の現状と生成A I活用のススメ -ヨネックスの取組事例からの示唆」
HRT主任研究員((株)ExWork代表取締役) 馬渕太一氏
◆概要:現在、ジョブ型は流行り言葉としての役目を終え、企業におけるリアルな運用の実態が求められています。そこで、テクノロジーの面から日本企業のジョブ型の導入・運用を支援してきた立場から、グローバル人事マネジメント改革を進めるヨネックスの取組事例などジョブ型運用の実態をお話しいたします。特に、生成AIを活用したジョブディスクリプション作成から、サクセッションプランへの活用・職務給の運用など最新のトレンドもお伝えいたします。

■開催日時:2024年7月18日(木) 16:00~18:00
 場所:オンライン
 参加費:無料、事前申込制
 定員:500名

■登壇者

前参議院議員
インド工科大学特任教授

藤末健三氏
慶應義塾大学特任教授、インド工科大学特任教授、韓国先端科学技術院特任教授、ミュンヘン工科大学客員教授(7月就任予定)、前参議院議員、元経済産業省勤務
マルハニチロ株式会社 
人事部部長役 
齋藤 麻里氏
入社後、冷凍食品事業部、業務用冷凍食品に関わる企画開発、運営、販売に従事。2017年より広報・経営企画部にて10年間CSRを担当。食育・環境活動、地域貢献活動などを確立。2018年より人事部にてダイバーシティ&インクルージョン(D&I)を推進。2019年より室長、2023年人事部部長役として、D&I、健康経営、障がい者雇用、人的資本経営などを推進。
スリール株式会社 
代表取締役 
堀江 敦子氏
2010年創業し、女性活躍から始めるサスティナブル経営の実現に向けた支援を企業・行政・大学に実施。行政委員も多数経験。2024年4月に『女性活躍から始める人的資本経営 多様性を活かす組織マネジメント』(JMAM)を出版。
シスメックス株式会社
人事本部 人材開発部 課長
松井 有沙氏
新卒採用企画、人材紹介、組織・人事コンサルタントの経験を経て、2021年にシスメックス入社。現在は人的資本戦略の企画のほか、国内・海外の育成プログラム、サクセッションマネジメント、株式報酬制度等に従事。
東京大学大学院 経済学研究科准教授
大木 清弘氏
東京大学大学院 経済学研究科准教授。東京大学経済学部卒、東京大学大学院経済学研究科修士・博士課程修了、博士(経済学)。関西大学商学部助教、東京大学大学院経済学研究科講師を経て現職。専門は国際経営、国際人的資源管理論。日本企業の製造業を中心に、海外子会社のパフォーマンス向上に必要なマネジメントについて、定性・定量の両面から研究を行う。また、優れた駐在員や工場長を育成するための人事施策についても研究。主な著作に『多国籍企業の量産知識:海外子会社の能力構築と本国量産活動のダイナミクス』(有斐閣、2014年、国際ビジネス研究学会「学会賞(単行本の部)」受賞)、『新興国市場戦略論:拡大する中間層市場へ・日本企業の新戦略』(共編著、有斐閣、2015年)、『コアテキスト 国際経営』(新世社、2017年)があるほか、Factory performance and decision-making authority between headquarters, expatriates, and local employees in Japanese MNCs in Southeast Asia. Asian Business & Management, 19, 86-117.などの論文を発表。
HRT主任研究員((株)ExWork代表取締役) 
馬渕太一氏
京都大学経済学部 経済・経営学科卒業。
三井物産株式会社にて、化学品関連の貿易ビジネスや子会社のマネジメントを行う。

https://hr-technology.or.jp/book2/


経営コンサルティングファーム A.T. Kearney株式会社にて、事業戦略・組織戦略立案などのプロジェクトに従事。
2020年7月に株式会社Ex-Workを創業。参加お申込み

以下、Peatix よりお申込みが可能です。

https://hrt-20240718.peatix.com/view

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