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その手計算やめられるかも!? マネーフォワード クラウド給与の新機能「カスタム計算式」

いつもマネーフォワード クラウドを活用いただきありがとうございます。人事領域のドメインエキスパートの梅原です。

このnoteでは、すでにマネーフォワード クラウドHRを利用されている方やこれから導入をご検討される方にマネーフォワードクラウドのおすすめの機能や使い方をご紹介します。

今回おすすめするのは、2021年12月にリリースされたマネーフォワード クラウド給与(以下、クラウド給与)の新機能「カスタム計算式」です。

カスタム計算式とは?
式の途中での端数処理や四則演算、関数を使用したより柔軟な計算式の設定が行える機能です。

こんなときに使えます!
クラウド給与標準以外の計算式を設定したいとき(ex.残業単価の設定など)

機能開発の背景

これまでご提供してきた機能では、各社ごとの詳細なルールについて、一部システム外での手計算を行っていただく必要がありました。

例えば、残業単価を利用して時間外割増等の計算をされている会社様の場合、マネーフォワード クラウド給与内で残業単価を設定することができず、システム外で再計算していただいていました。

この度、こういった追加で手計算が必要なケースの手間を減らすため、「カスタム計算式」機能をリリースいたしました。

カスタム計算式でできること

「カスタム計算式」では、関数を利用して任意の支給項目に数式を設定することができ、より柔軟に計算式を設定いただけるようになりました。

足し引き等の四則演算の他、式途中での四捨五入等の端数処理やIF関数を利用した条件判定の実行も可能です。

前出の残業単価の設定の場合、以下のような計算式を設定して単価を求めることができます。

ROUNDUP(割増基礎 / 所定労働時間(月平均) * 1.25, 2) 
※この式は小数点第3位を切上げています

「カスタム計算式」は、単価計算の他、賃金の日割計算などにも活用いただけます。

カスタム計算式の使用例(詳細を記載したガイドへリンクしています)
欠勤控除計算式を設定する
計算式の途中で、端数処理を設定する
固定残業超過分手当を、金額ベースで自動計算する
複数の勤怠項目を合算して、給与計算に利用する
時給者・日給者の月額手当を割増基礎に含める

機能の詳細は、マネーフォワード クラウド給与 使い方ガイドをご参照ください。
また、より具体的な活用方法について記載した使用例ガイドも合わせてご覧ください。

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マネーフォワード クラウドでは、これからもバックオフィス業務を最適化するための機能開発を進めてまいります。引き続きよろしくお願いいたします。

次回は、クラウド勤怠の「カスタム集計」についてご案内する予定です。「カスタム集計」機能の活用方法やクラウド給与との連携についても考えてみたいと思います。


マネーフォワード クラウドのHRソリューションについてもっと知りたい方へ

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