君の美しい言葉 vol.3

私は新藤晴一から紡がれる美しい言葉たちが好きだ。

もちろん、「はっ」とさせられたり、「確かにな、私も頑張ろう」などのメッセージがある言葉も沢山もらっているのだが、ただ単にこの日本語美しいなという言葉も沢山もらっているわけで、今回は私が好きな晴一さんの日本語を一部紹介する。

グァバジュース

King Gnuでいう「McDonald Romance」的な曲だと思っている。歌詞をあまりよく知らずに初めてカラオケで歌った時に「何を言ってるんだ君」と思った一文がBメロのこれ

頼りないバランスで空まで届くビル
下の方けったら ガードマンが飛んできた

きっとあれって揺れるんだ…ゼッタイ
いちいちバスは 誰かの勝手な
気持ちで止まる だからさぁ…ノロノロ…

きっとあれって速いんだ…ゼッタイ

なるほどー確かにーともならないし、何言ってんだこいつと思ったが、まぁ、この曲、若者の白昼夢的な、ボーッと考えてしまうあのなんていうんだろう、それを歌詞全体に感じて嫌いになれない。てかBメロ音程とるのむずい。さすたま

オレ、天使

地球の上飛ぶのって嫌なんだ
白い羽が汚れるから

1番で結構文字通りの「オレ」感強い天使くんなのだが、2番の最初にこれが来る。
やっぱり天使なんだなと。あと単純に日本語が好き。

願いは叶うと誰が決めた?笑わせんな!
神様だって そんなこと全然言ってなかった

これは日本語がどうとかじゃなくて、曲の終盤にこれ持ってくるのずるいなと思って選んだ。初めて聞いた時、ここだけ「はっ」とした

泣かないでいいよ街は荒野で
行くしかないよ行くしかないよ

サビだけすごい優しいこと言ってくれるのも好き。
でもこれはオレ、天使のセリフなの?