君の美しい言葉 vol.2
私は新藤晴一から紡がれる美しい言葉たちが好きだ。
もちろん、「はっ」とさせられたり、「確かにな、私も頑張ろう」などのメッセージがある言葉も沢山もらっているのだが、ただ単にこの日本語美しいなという言葉も沢山もらっているわけで、今回は私が好きな晴一さんの日本語を一部紹介する。
アゲハ蝶
ぶっちゃけこの曲はここで紡がれる日本語全てが好きだから正直どこが好きとか選べません日本語の美しさに関してもこの曲は優勝です。カラオケで歌うときに自分の口から発せられるこの言葉たちが心地良すぎる。
喜びとしてのイエロー 憂いを帯びたブルーに
世の果てに似ている漆黒の羽
いやただアゲハ蝶の色言ってるだけなのに、何これ、「憂いを帯びた」ブルー、世の果てに似ている「漆黒」の羽何これ、ええ。
あなたに逢えた それだけでよかった
世界に光が満ちた
これメロディに載せなくても、朗読でも美しい。
歌詞カードではこの3文に区切られているのもなんか主人公の気持ち的な何かをひしひし感じられる。
愛されたいと願ってしまった
世界が表情を変えた
ここ一気に歌い上げるには語感が良すぎる。素晴らしい。絶対ブレスしないここ。
詩人がたったひとひらの言の葉に込めた 意味をついに知ることはない
めちゃめちゃ新藤晴一に煽られている。
ただそこに一握り残った僕の想いを
すくい上げて心の隅に置いて
「すくいあげて」っていう言葉が狂おしく好き。多分液体の中で沈むくらいに重いのだろう。
ちょっと長くなったのでこの辺で。