誕生日ディズニー

先日、初めて自分の誕生日にディズニーへ訪れた。

ディズニーでキャストに「今日誕生日」という意思表示をするとシールがもらえ、それをつけて歩くとちょっとしたサービスを受けられるのはもう20年近く前から、こんなに知れ渡るずっと前から知っていた。だが、なかなか自分の誕生日にディズニーに行けず(普通なら3月って卒業シーズンでもっと学生が多いし、大学生は春休みでとにかく混むシーズン)だから生まれてこの方1回もこのサービスを受けたことがなかった。
が、今年は、「絶対に自分の誕生日をディズニーで過ごす!」という目標を、昨年の誕生日にかかげ、それを見事達成することができた。(自分の誕生日当日にチケットを取ることができた)
まず、どうやってキャストに貰おうか。なんか「今日…自分誕生日なんでーシールくださいー」は直接的すぎて恥ずかしすぎる。別の話からその話にもっていくしかない……
そこで私は、いまいち使い方が不明だった「スタンバイパス」の質問をする…ついでにシールをもらおうと画策した。
「あのーソアリン乗りたいんですけど……スタンバイパス…取らないと…並べないんですかね……」
なんて話しかけた気がする。
よくよく見ると、金バッチが付いているキャストさんで、あ、いい人に当たったなと思った。
一通りスタンバイパスの話を聞いている時に、「5000人しか人がいないので、もしかしたら午後になったら並んでのれるかもしれませんが……」という話になり、きたと。
「本当に5000人しかいないんですか?」と聞いてみた。
「だいたいそうですね…」
「へええチケット取れて良かったー自分今日誕生日なので、絶対今日取りたかったんですよー」
と、いう話の流れにした。
「おめでとうございます!すごい、狙った日にチケット取れたんですね!」
なんて会話になり、そのままシールを書いてもらう流れに…
書いてもらっている時にふと、質問をした「私今日で〇〇歳なんですけど、シーって何周年でしたっけ?」とすると
「あー19……20……どっちだっけ……、あ!詳しい人近くにいるんで呼んできます!」とわざわざ別の人を呼んできてくれ(ちなみに2021年9月で20周年)しかもその人もシールを書いてくれることに…え!複数人からもらえるんです??
しかも綺麗にシール書いてもらってほんとありがたかったです。

そのあとまぁシール貼って園内を歩くわけですが、え、お前マサイ族かよ?ってくらいシールに気づくきづく。遠くの方から「ハッピーバースデー!!」と何度聞いたことか。凄い。一生分の「ハッピーバースデー」を聞いた気がする。いや、何をしてくれるかは大体知っていた。レストランでデザートをちょっと誕生日仕様にしてくれるのも知っていた。でも、こんなたくさんの人に誕生日当日を祝われたことがなくて、もう感無量だった。というか、「誕生日おめでとう」「ハッピーバースデー!」の言葉の言われた側の嬉しさってやつを凄く実感した。嬉しすぎた。嬉しすぎと満足しすぎで、実は翌日もインパしたのだが、シールをもらわなかったし、貼らなかった。もう充分満足したからだ。

ちなみにシールはあとレジのお兄さんにももらった。(ちょっと待たされる事情があったため、その時間を使って書いてくれた)いや、誕生日ディズニー、当日に行けて良かった。もう生まれてきて良かったって思うくらい満足した。
また来年も行きたい……けどまぁ…混んでるからなぁ…いや、混んでてくれ……