君の美しい言葉 vol.9

私は新藤晴一から紡がれる美しい言葉たちが好きだ。

もちろん、「はっ」とさせられたり、「確かにな、私も頑張ろう」などのメッセージがある言葉も沢山もらっているのだが、ただ単にこの日本語美しいなという言葉も沢山もらっているわけで、今回は私が好きな晴一さんの日本語を一部紹介する。

シスター
たまちゃんとの別れ、2人で歩もうとする言葉。

あなたのために祈る事なら今の僕にも許されるでしょう
悲しみが友の様に語りかけてくる
永遠に寄りそって僕らは生きていく

悲しみが友のように語りかけてくるっていう言葉がほんと綺麗で好き。

この季節咲き誇る白い花を摘んで
波の間にあずけようあなたに届けばいい
いつもの様に赤い日傘を差したあなたが拾ってくれたら

白と赤の対比が綺麗。
あと「東の海」から歌詞スタートして最後「西の海」で締めるのも良いよなぁ…

天気職人
雨の日も悪くないと思うきっかけになった曲。

雨にもちゃんとした素敵な理由がある
誰かの事を想う時にはこぼれる涙隠してくれる
晴れたらちょっとだけ青い色を借りて
痛む心に鳥を描こう いつかは風が吹き抜けてゆくでしょう

ここ何度でも写経したいくらい好き。「いつかは風が吹き抜けてゆくでしょう」まで全部。
そして2番では「最高の天気は最高の口実に」本当そうよな。天気いいだけで人を誘える気がする。

黄昏ロマンス
いやもう末長くお幸せにソングすぎる。

何一つ終ってやしないのに まだ生きるとして
僕らには始まりや始まってないものばかりさ ねぇ気付いてる?

まだまだ君と同じ時を刻んでいきたいってことだろ、末長くお幸せにな。

君にとっての幸せがいったいどこにあったのか
ひとつくらいは増やせてあげられたかな

お前いいやつだな。絶対こいつの手を離すなよ。

ネオメロドラマティック
でましたポルノグラフィティ史上最大の「意味不明」ソング(本人公認)歌詞だけ切り取れば全部好きだけど、意味とかあまり考えない方が身のため。

自分の純情を スプーンにひとすくい
街に喰わせるたび 貰えるキャンディを
舌で転がしながら 記号化した言葉に
「助けて」というWordは 無いようだ
いつも感じている 寒く深い闇の
この場所がもう既に 街の胃袋の中
幸せすぎるのが 不幸なこの頭が
切れない剃刀を探している

まぁでも1番キャッチーかつ好きなのはこれだよな…

君の「愛して」が 僕に「助けて」と
確かに聞こえた

どんな脈略でこうなったのか全く知らんけどこの一文は額縁レベル。