君の美しい言葉 vol.13

私は新藤晴一から紡がれる美しい言葉たちが好きだ。

もちろん、「はっ」とさせられたり、「確かにな、私も頑張ろう」などのメッセージがある言葉も沢山もらっているのだが、ただ単にこの日本語美しいなという言葉も沢山もらっているわけで、今回は私が好きな晴一さんの日本語を一部紹介する。

ウォーカー
正直一貫して何を言っているかはよくわからないので(すいません)意味はともかく、日本語はめっちゃ好きなので、たくさんあげる。

ジャムの蓋の値札みたいに むりやり
ギィと爪で引っ掻いて剥がしたって粘ついた痕が無様

無理矢理やったって・・・ねぇ・・・
っていう感じのニュアンスを、ジャムの値札に例えるとか(擬音もすごく良い)そんなの凡人に出てくるかよこんな言葉

賞味期限が切れる夜の0時に
ミルクには何が起こるんだろう 致命的ななにごとかが

言われてみたら、確かに、そんな0時ピッタに致命的な何かが起こるのかな。。この後の歌詞が『まだ〇〇してていいかな・・・』みたいな繋がり方なので、人生を歩む全ての人のための曲なのかな。

ベアーズ
基本的に野球をやっているとあーね。ってなる歌詞なのだが、ここの主人公の自分の例えがなんか独特で面白い。
自分は平凡で特別なところなんてないけど、頑丈で壊れやしない愛を送り続けるから人のものになることはない(盗まれない)と言うことを『ママチャリのような男』と例えているのが面白かった。

農夫と赤いスカーフ
タイトルにある『赤い』のように、歌詞の中に登場する色が効果的に使われているなぁと思っている曲。
『さざめく黄金色の海のように風に揺れている』小麦
白い飛行機雲 その先で暮らすと決めた彼の女』
『燃える夕陽と赤いスカーフ』