もしピクサーが感情に感情をつけたら

※下記、インサイド・ヘッド公開直後に書いたディズニーファンによる感想文です。本当この作品おすすめなので、家で暇なら是非。
そしてめちゃめちゃネタバレしてます。



これは子供向けの皮を被った大人向けアニメ。そのせいであまり売れなさそう。
ビンボンいいやつすぎかよー泣けるぜー。ビンボンは最後の最後、ライリーの軸となっていたヨロコビと車に乗れてよかったねって感じ。
ビンボンは幼少期の頃必要なものであって(空想)大人になっていく過程で忘れられていくものなのだという。まぁピーターパン的な存在なのかな?完全に記憶から消滅されるところにリアリティを感じた。
ただ空想の世界がなくなったライリーがこれからとてもつまらない大人になりそうで切ない。でもヨロコビはずっと覚えているから大丈夫なのだろうか。二郎さん声優上手だった。でもあーいう声の声優いそう笑他の人でもできた感

カナシミの声下手とか言わないで、本家がほんとにあーいう感じなんで。
だからなんだろう。こーいう難しいテーマだから本家も日本もベテランの声優に頼むべきだったと思う。あとはライリーのお母さんが少佐だったのと、立木さんの声でラッツェンバーガーさんが今回なにやってたかわかったのとちゃっかり川島得愛さんがいたのがおうってなった。
ヨロコビの髪が青いのがなんかわかるよね。悲しみがあってからこその喜びなんだって。
これまでのライリーが単純な性格だったとは言わないが、11才になって第一思春期になって1つの思い出に対して複数の感情を抱くようになる=感情が増えるのを表しているのか。
いくらでも深読みができる作品ってあんましないから、これまでのピクサーが好きだった人には受け付けないのかもしれない。
20周年作品なのになんでこんなピクサーらしくない作品を出したのか。
でも、むつかしいテーマをここまで真面目に描いたからよくやったといいたい。