慣らし保育中のギャン泣きについて
みなさん慣らし保育おつかれさまです。
今日は慣らし保育中のギャン泣きについて書いてみようと思います。
1日目、訳も分からず入室
2日目、抱っこされた瞬間泣く
な感じが乳児さんだと多いのですが、
勝負は3日目からです…。
※【個人差があります】全て個人差があることを念頭に読み進めて欲しいです。
例えば、園に行くことに気づいて泣く、玄関で泣く、「いくよ」の声かけで泣く、保育園バックを持つことに気づいて泣く、など、戦いが「家を出る前~園につくまで」にも起こってきます。
これが大体入園3日目~が多いです。
ここは親と離れる場所なんだ!という理解が進むからです。
大体7日くらいまでがもうめちゃくちゃ泣きます。
乳児だと、抱っこされた瞬間ひっくり返って泣きますし、
1.2歳児さんも保育室に入ってなるものか!とあの手この手で拒否します。
年少さんの3歳児さんは、荷物をまとめて帰ろうとする子もいます。
ただ、ここが親としても正念場で、鮮魚になっていても、ローリングしていても、足にしがみつかれても、とにかく保育士に託して貰えたら👍
もうこちらもここが1度目のピークだと分かっています!
ここからが、保育園の生活を知ってどんな楽しみを見つけられるかという時間になってきます。
体調が悪かったらSIDS予防の観点からも無理しないで欲しいのですが、
ここから楽しい時間を一緒に過ごしたり、
不快な気持ち(寂しい、ねむい、お腹空いた、排泄した)を保育士がその都度取り除いていくことを重ねて信頼関係を築いていきます!
慣れない子はいません。本当に個人差はありますが、7月までには…泣いて登園しても、
生活の中では安心して過ごせているのを感じられます😊
さて、4月の慣らし保育が終わって直ぐにGWがやってきます!
帰省されたり、旅行したり、ゆっくりしたり家庭で過ごす時間が長かった園児たちは保育園を忘れて帰ってきます🤣初期化です。
4月の初めよりは期間は短めだと体感していますが、4月より激しめに嫌がる可能性が高いです。GW前の登園より10分くらい早く家を出るぞ!って準備をしてギリギリかもしれません。
ベビーカーでトルネード、自転車の座席に座らせられない、
チャイルドシートとの戦い、玄関で転がるこどもたちの光景が広がっているかもしれません。
ただ、この時には慣らし保育は終了している方も多いので保育園に連れてきてさえくれれば!任せてください!
そして、みなさんが慣らし保育に興味があって色々調べているうちにひとつだけ頭の片隅に置いておいてほしい事柄があります。
【しぶとい6月の行きしぶり】です。
これは本当に個人差があるのですが、傾向的にいうと4月に泣かなかった子、我慢強く繊細な子に多いです。
もちろん4月に泣かなくてもずっと泣かずに平常心で通ってくる子もいます。
が、時たま6月頃から行き渋ることがあります。
このパターンは、保育園での生活を理解したうえでの行き渋りなので長引きやすく家庭での対応が大変になりがちです。
4月に泣かなかった子と言いましたが、もちろんこのパターンに泣かなかった子も含まれますが、泣けなかった子も含まれます。
泣けなかった子というのは、保育園の緊張感から神経レベルで固まる、封じ込める子です。更に逆のハイテンションで乗り切る子もそうです。
大人も緊張すると、うまく話せなくなる体が強ばる、など体をうまく扱えないことがありますよね。逆にハイテンションになる人もいますよね。
神経レベルでレッドゾーンで固まる子は、保育士の関わりでグリーンゾーン(安心感を持って過ごせる範囲)を広げます。
また神経レベルでハイテンションになる子についても、レッドゾーンです。保育士の適切な関わりでグリーンゾーンを広げます。
イメージでいうと、
レッドゾーン(神経レベルのハイテンション)
グリーンゾーン(安心感を持って過ごせる範囲)
レッドゾーン(神経レベルで固まる)
という感じで、上下にレッドゾーンがあり、グリーンゾーンを広げてレッドゾーンを小さくしていく関わりをします。
この神経レベルの子たちは特に繊細なので我慢して我慢して溢れ出すのが6月ごろです。その頃までわたしたちも分からないという場合があります。
保護者の方は特に驚かれて、慣らし保育中より更に心配されます。
こればかりは、時期になってみないと分からないので今、もしかしたらこうなることがあるかもしれないと頭の片隅に置いておいて欲しいと思います。
復帰してがむしゃらに生活しているだろう時期にスマホで情報を得るというのももしかしたら難しいかもしれません。でも、知っていれば心持ち違うと思います。
このパターンは長く引きずりがちですが、それでもみんな慣れて行きますので大丈夫だよ!任せて!と伝えておきたいです。
1年後にはそんなこともあったね~と言ってると思います♡
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