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特別な日が普通の日になる時

大切な人が生まれた日、誕生日は
わたしにとっても特別な日だ。

それが先日あった。

日付はあっという間に変わって
その日はおわったけど
わたしの中では、彼の中では
もうとっくに終わっていたのかもしれない。

思いつく限りの言葉を詰め込みたかったけど
我慢した。
なるべく短くと思っても
どうしたって過ごした年月がそうはさせない。

まだ叶えたいことはたくさんあった。
してほしいこともたくさんあった。

わたしはなにができたかな。
求めてばかりの数年間でごめんね。

それでも大好きだったから
離れててもこんなに長く一緒にいたから
一言がなかなか言えなくて
いつの間にかこんなに時間が経った。

もうおわってるってわかってて
お互い距離も開いていって
次の行動もしてて
確認なんて自己満でしかないけど
それでもぼんやりと
なんとなくで
終わらせられるような数年ではなかった。

失恋の痛み
心の辛さ
生きづらさ

受け止めて、慰めて、励ましてくれた
あなたの優しさ
絶対無駄にはしないよ。

わたし、つよくなったよ。
ありがとう。

穏やかな人ってこんなに居心地がいいんだって
初めてわかったよ。

かっこよくてかわいくて優しくて
時々頑固で
ほんとに素敵なひとだった。

またどこかで会えたらいいね。

そしたらたくさん
今まで話せなかったことも
話せるといいなあ。

あなたにいっぱい幸せが訪れますように。

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