見出し画像

認知行動療法ってなんだろう?其の七

改めて本を読み返しながらアウトプットしているのですが、とても怖い言葉が目に飛び込んでしまったので、そのことを書こうかと思います。

ストレスを強く感じるような出来事や自分が苦手にしている出来事にであった場合には、極端な考えをしてしまうことがある。これは、これまでで理解してきたつもりです。で、こうした場合に、極端な判断は自分を守ろうとしている。これも分かりました。

ここで出てきた言葉が「落ち込みの渦」。

気持ちが動揺して、さらに良くない可能性を考えてしまうと言う悪循環のことを言うのだそうです。この「落ち込みの渦」が起きると、ツラーい気持ちが続くことになるのだそうです。

確かに心当たりがあります。
未来への出来事に対しては「いいことなんか起きっこない」とか、周りに対しては「嫌われている」「ウザいと思われている」とか。
一番は自分に対して「役立たずだ」「生きている価値もない」「ダメ人間」と思ってしまいます。
実は今もこの気持ちが拭えぬにいます。卑屈な自分に、興味・関心すらない周囲。無視されているか小声で悪口を言われているか・・・

一度、其の渦ができあがるとどんどん沼の底に沈んでいく。そんなイメージの挿絵がかいているのが、そりゃ恐ろしく思います。
ずるずると、落ち込みの渦に引き込まれていく。

この無限思考から一歩外れてみなければならない。そう本に書いています。
とっさにとる判断が現実的に妥当なのか?疑ってみる(検討する)必要があると。ここでも客観視の目線が出てきます。

そんなこと言っても、目は二つしかないのに。
と思ったりしてしまいます。こう考えるのも、落ち込みの渦にはまっているのかもしれません。

いずれにしても、これは「落ち込みの渦だ」と気づけるように、そういった場面で一呼吸置いて考えるクセをつけないとイケないようです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?