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認知行動スキルを科学する。父から子へ

ちょうどこの一週間ほど、iPhoneの顔認証(FaceID)がうまくいかなくなってしまった。今どきの電子マネーってやつにも、一応経験(UX/UIの研究だよ。無駄遣いするつもりではないよ)と思って、手をだしたりしていたのだが、顔認証が使えなくなるといよいよ個別のPWが混乱して。もうコンビニのレジで右往左往してしまう。駅の自動改札で静止バーが飛び出し異常音が鳴る。後ろの人たちが、世の中の流れについて行けてない人というふうな邪険な視線を突き刺してくる。冷たい空気感。
正直、つらい・・・・

認証リセットをして、再登録使用としたら、どうも認識画面にたどり着かない。数日チャレンジしたがやり方が悪いのか?と思っていた。もしくは、OSのバージョンアップの影響なのか?一応、デジタル系の大学院にも通い、デバイスには多少詳しいはずなのに一向に解決出来ない。でも、わからない・わからない・出来ない・わからない・出来ない・わからない。この連鎖が数日続いてしまった。

外苑前に用事があった帰り道に、ふと気づき、表参道のアップルストアに来て1からから訪ねてみた。相手は、外資系で働いているカッコいいお兄さん。胸にはリンゴマークのユニフォーム。こうなりゃ、相談窓口のプロ中のプロが控えている。質問するのに恥も外聞も無いし、身分も知られているわけでもないし。で・・・


結果、壊れていた。

セルフィーを撮るカメラの対の位置にデプスカメラという別のカメラがあって、それが壊れていることが判明した。中年のおじさんがiPhoneの使い方がわかっていない、というわけではなかった。

なかなか人に質問出来ない、相談出来ない。恥ずかしい。って、実はいろいろな場面であって、口に出してしまえば案外簡単だったりするものだと。でもその「これ、わからないんですけど?」とか「教えてください」とかという一言が、なぜか言えないものだ。自尊心っておやつがじゃましているのかな?知っていて当たり前のこととか、そういった今更聞くの? という雰囲気は壊すに限る。実際、専用のマシンテスト出始めて壊れている、お父さんの性ではないとわかったわけだし。ほっとした。

というわけで、新品交換ということになり、ストアで新品の本体を受け取りアップロード・データ入れ替えにはや2時間以上かかってしまった。でも、これで安心して日常生活に戻れる。

恥と外聞、そしてプライド。もう、捨てたら?

今日の行動認知は、こんな感じ。プライドだけで生きてきた気がするけど、ずいぶんそれで損してきたたかなぁ。

周りの雰囲気・空気感という同調圧力についてはまた今度ね。

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