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What's your dream?

「それを選ばなかったから、これを選べて、色々な経験できて、今があるんだね」
最近アルバイト先にいる警備員さんと鬼語りをして(謎)自分のルーツをすこーしだけ話した時に言われたこと。アバウトすぎて何のことやらって感じだが、生きていく中で色々な夢を整理してきたからこそ今があることを実感した瞬間。

人生は取捨選択だからこそ夢も取捨選択である

私は、幼い頃から習っていたhulaを本気で軸にして、もっとダンサーとして高みを目指したいと思ったことが幾度もあった。でも、それと同時に4歳から抱えていた憧れの職業になる夢もあった。ダンサーとして本気で高みを目指すならフリーターしかない。どうしたか…
4歳の頃から憧れていた夢を追いかけることにした。ダンスは趣味程度に諦め、1つに絞った。
夢に関して、1つだけ確かなことがある。
それは、当たり前のようだが、やはり1人で夢を持ち続けることは絶対に不可能。ということ。

あなたの夢は何ですか?

小さい頃そう言われて戸惑った人もいるだろう。
夢を持つことも容易で無い、だが夢を持ち続けることはもっと難しいとも思う。
私は10数年変わらず同じ夢を追いかけてきた。何度も挫折をしかけたが、突き進めたのは周囲の人の存在。「いつか一緒に働ける日を待ってるよ」そう言ってくれた恩師もいた。
私はこの夢に絞って真っ直ぐ突き進んだ結果、ありのままの自分を認め、尊敬までしてくれる温かい人達に恵まれ、その応援してくれる人達のためにも叶えたいという1つの夢の中の夢まで出来た。
そして今、内定を貰え、その夢が叶いそうである。夢を与えてくれた恩師に、10数年が経った今「もうすぐやっと叶いそうです」とご報告した時、何とも言い表せない感情に陥った話はまた長くなるだろう。その時に家に届いた荷物が、このバッグと手紙の贈り物だった。

さあそれはさておき、、
夢を追うためには、同時に何かの夢を捨てる必要も出てくる。取捨選択をしながらも、その残ったものを大切にできる人、残ったものから何かをつかもうとする人、そんな人が幸せへと導かれるのではないか。

本気で目指した夢が半ばで終わり、必ずしも叶えられるものとは限らない。自分にはもう何も無いと思うこともあるだろう。だが、人は1人では生きていない。見渡せば、必ず残ったものが、何かがあるはず。あなたが突き進んだ道のりの中で生まれたものや、あるいは生まれ持ったあなただからこその良さが。
夢を見て、ときめいたり、頑張ったり、あるいはその夢の為に何かを諦めたり。

夢を機に色々な方向に自分の枝が伸びる。そこから花を咲かせたり、逆に芽が出なかったり、枯れたり。でもそこからきっと何かを知り、新しい自分をまた生み出すの。

私はこれから、またどんな夢を見るのかな。
夢は尽きず、ずっと自分を突き動かす。
考え出すと、夢ってすごいものだと改めて思う。

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