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自由研究「遊べるものを作ろう!」まとめ記事公開+完成版スゴロク画像提供

お住まいの地域やそれぞれの暮らしにもよりますが、そろそろ夏休みも終わりですね。ずっと夏休みの自由研究をして暮らしたいのに、残念です。

ま、今年はずっとやれなかった自由研究をやれたのでヨシとしますけどね。こちらのnoteで7~8月に書いてきた自由研究「遊べるものをつくろう!」の記事10回を、『にちよう企画班』にも掲載したので、ぜひご覧ください(以下は全体をまとめるカバー的な記事で、その下に10回分の目次があります)。

基本的にはnoteからのベタ移植ですが、少し加筆がされていたりもします。

また、第10回では、noteではアップロードできなかったスゴロク完成版のプリント用画像もダウンロードできるほか、駒のテンプレートを加工可能な素材として提供しています。

ところで。あ、余談です。

真の「プログラミングなしでゲームを作れる!」ってなに? と思う方がいるかもしれないですね。

「プログラミングなしでゲームを作れる!」は元々ツクールシリーズでよく使われていたキャッチコピーなのですが、以前は「誰でも簡単にゲームが作れる」というものでした。ところがこれに対して「俺には作れない!」というユーザーさんからの指摘がありまして。まあ正確ではないよね、ということで「プログラミングなしで~」に変わったという経緯があります。

もっともツクールシリーズの担当者というのはけっこう断絶していまして、こうした経緯が引き継がれないこともあり。あとになって「誰でも簡単に~」が使われたケースもあったと思います。しょうがないですね。

ただ、「プログラミングなし」とは言っても、スクリプトをプログラムとみなさなかったり、「イベント」という呼称になってはいるものの実質プログラミングと変わらない仕組みの利用は前提だったりして、「プログラミングなし」も正確性には欠けるものがあります。結局、プログラムの命令を暗記しなくていい、正確なつづりをタイピングしなくていい、というだけのことですからね。

そんなわけで。ただ「ゲーム」と言えばコンピューターゲームを指すようになっていることに違和感もあることですし、そしてアナログなゲームですらけっこう考えることがあって、まじめに作ればそれなりにたいへんだということをあわせてお知らせできたらと思い、今回の「プログラミングなし」のゲーム制作に手を染めたという感じでございました。

もっとも、こうしてアナログで遊べるものを作っておけば、それをコンピューターゲーム化するのは比較的容易ですし、夢が膨らみすぎて破綻することも少ないでしょう。まずはアナログでゲームを作って、そのあとはUnityに挑戦するなんてルートも、今は良いかもしれませんね。

また、「自分は絵が描けないから……」という方でも、ちょっとしたドット絵を描けば、それなりに見映えのするものが作れますよということもお伝えしたつもりです。今回の自由研究で使ったドット絵、かなり少ないですからね(しかも流用)。

ゲームにするかどうかはともかく、ぜひドット絵にも挑戦してみてください。「誰でも簡単にドット絵を描ける!」と断言まではしませんが、それほど間違ってもいないと思いますので。

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