[BGA攻略]アズール(Azul)の攻略 その2
(※本記事はアナログゲームマガジン2月号の記事となります。)
ボードゲーム攻略班のど~けしです。
攻略記事10回目はアズール(Azul)の紹介をします。
今回は前回の記事で語れなかった4人戦のプレイの仕方と2人戦の攻略方法の続きとなっております。2人戦の攻略方法からが有料記事となっています。
本記事は前回の続きになります。まだ未読の方は以下のリンクを先にご参照ください。
●4人戦のプレイヤーの傾向
4人戦では他のゲームと比べてコントロールが不安定なゲームのため、必勝となるまでは非常に難しいです。そのため実際のトーナメントでは総当たり戦以外に、上位2位までの勝ち抜け方式が多いです。
実際にプレイヤーのELO(経験値)の500ポイント以上(勝率が約70%以上)のエキスパートレベルのプレイヤーは殆ど参加して居ません。
●4人戦のゲームの終了得点
4人戦では失点行為が減り、勝利するための獲得点数が上昇し60~150点になります。同席したプレイヤーレベルが高ければ高いほど勝利点は減少傾向にあります。
●4人戦でのサプライについて
工房展示ボードが5枚から、9枚に増えています。ボードの追加により色が密集する確率が上がります。そのため下段ラインの完成が容易になるので縦ラインの完成が勝利の必須事項となります。
◆4人用と2人用の違い
2人プレイの場合は各色で20枚しか工房展示ボードに登場しないため色ボーナスを取るのは困難でした。(5ラウンド終了の場合)しかし4人プレイでは1回目のシャッフルで各色およそ4~14枚のタイルが袋へ戻るため、色ボーナスの成功度が向上しています。
2人戦と比べて1手番辺りで獲得するタイルの量が異なるため、ラウンドあたりの手番数が2回分ほど早く終了します。
●4人戦でのカウンティング
4人プレイの場合はタイルを2回シャッフルする上に確認対象が多いため非常に困難です。
・袋のシャッフルタイミング
3ラウンド目の工房展示ボード残り2つ目
5ラウンド目の工房展示ボード残り3つ目~6ラウンド目
雑な部分カウンティングになりますが、3ラウンド目の開始時に各プレイヤーの下段ライン(+3段目)を確認してください。下段ラインに多く置かれている色が袋へ大量に戻ります。また下段ラインで少ない色は袋へあまり戻りません。(可能であれば2ラウンド目までに床タイルへ置かれたタイルの色も覚えているとなお良しです)
◆3ラウンド目開始時
各プレイヤーの下段ラインの矢印のタイルを見ます。黒と赤と白のタイルが多いですね。
◆4ラウンド目開始時
工房展示テーブルの結果は以下の通りになりました。
黒:9個
赤:9個
白:7個
黄:6個
青:5個
●4人戦での失点について
このゲームでは「失点」の得点効率が良いため2人戦では頻繁に「失点」を攻撃方法として頻繁に使用しますが、4人戦では如何に「失点」という地雷を回避するかのゲームになります。
中央テーブルの色数と工房展示ボード残数を足した数が最短手番数になるため、手番終了時に合計値が5にならないように危機意識を持ってください。
◆失点が送り込まれる可能性がある状況
●4人戦用の最強ホームポジション
タイルのリシャッフルの多い4人戦では以下イメージの様な無理が融通効きます。メタゲームとして同じようなプレイが競合すると不利になりますが、認知しているか否かで勝率が変わります。
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