大喜利会の主催を考えている方へ

こんにちは、えちえちです。

私は「茨城大喜利会」という会を主催しております。
まだまだ主催者としては新参者で勉強させていただいている立場ではありますが、私が主催をする時の個人的な考え・アドバイスなどを書いていきます。
偉そうに見える箇所もあるかもしれませんが
、少しでも参考にしていただけると幸いです。
主催に興味のある方、ぜひチャレンジしてみましょう!

以下は私が主催をするにあたり参考にさせていただいたnoteです。こちらも非常に勉強になりオススメです!

六角電波さんのnote

木曜屋さんのnote


ゴハさんのnote


会場について

会場選びにおいて主に気にする点は、

・部屋の広さ、定員数
・防音
・アクセス
・予約の取りやすさ
・備品、設備

などが考えられます。

⚪︎広さについて
十分に広さのある部屋を選びましょう。
(会の参加人数)≦(部屋の定員数)×2
になるとよいです。
部屋の定員数というのはだいたい説明会などを想定した人数だと思われますので、大喜利会のように動く会をやるにはこの人数を参考にしてしまうと窮屈に感じます。

⚪︎防音について
これに関しては施設の人に問い合わせてみるのが一番です。
目安として、マイクを使っても耐えられるか、十数人で拍手をしてもいいかを聞いてみると良いと思います。
このいずれかがNGだと大喜利会に使うのは厳しいと思われます。

⚪︎アクセスについて
公共交通機関を使って来られる方も多いので、最寄り駅から徒歩10分程度で行ける範囲がベターだと思います。
駐車場があると尚良しです。
もちろん主催者自身にとっての行きやすさも考慮しましょう。
ただでさえ大喜利会の主催は負担が大きいので、移動も長くなってしまうと結構キツイです。
また、現地で予約する会場の場合、予約のためにいちいち出向くことになります…

⚪︎予約の取りやすさについて
ネットで予約できる会場だと手続きも楽ですし、空いている日時がサイトで確認できるので便利です。
また、すぐに先客が予約を入れてしまって部屋が取れないというケースも少なくないです。この場合のキャンセル待ちはあまり期待しないほうがいいかも…

⚪︎備品、設備について
キャスター付きのでかいホワイトボードが使えると、スケジュールやメンバー表を書きこめたりスクリーン代わりに使えたりなどと、何かと便利です。
会場によっては備え付けやレンタルでスクリーンやプロジェクター、マイク等を使えることもあります。

また、そもそも大喜利会に部屋が使えるかどうかもチェックしてください!
施設によっては市外の人が利用できなかったり、利用者全員の個人情報が必要だったりする場合もあります。(特に地方だとその傾向が強い気がします)
用途を聞かれた場合、素直に「大喜利会」と答えた方がいいです。意外と理解してもらえたりしますし、そうでなくてもきちんと説明することも大事です。

企画について

どんな大喜利会にするか、何をする会にするかという点についてです。

企画を0から考えるのは相当難しいと思います。私もかなり苦手です。
正直、既にある会をオマージュしてしまって問題ないと思います。
きっとあなたにも、参加者として好きな大喜利会や好きな企画があるはずです。
良い会というのはそれだけ皆がやりやすいように工夫もされていると思いますし、他のプレイヤーにとっての需要も高いです。
まずはそういうところからヒントを得て、慣れてきたら自分なりにアレンジしてみるのも良いでしょう。

募集について

大喜利会の募集には、大きく分けてオープンとクローズドというのがあります。

オープンというのは、TwiplaやGoogleフォーム、Webサイト等で応募をしてもらう方式です。
募集をしているのが他の人から見え、広く伝わるため、多くのプレイヤーに参加してもらえるメリットがあります。

反対にクローズドは、主催が他のプレイヤーに声をかけて参加をお願いするというものです。
呼びたい人を呼ぶ方式のため、知っている人で固めたい場合や少人数で開催したい場合などにオススメです。
特に初主催の時や企画のお試しをする時は、親交が深い人や主催経験が豊富な人などに参加してもらえると色々な意味でやりやすくなるかと思います。

Twiplaについて

私はTwiplaを使って参加者募集を行っているため、その点について書いていきます。

・日時
・場所(最寄り駅、建物の階数も表記するとgood)
・持ち物、参加費
・参加方法、条件(キャンセル待ちの有無)
・スケジュール、レギュレーション
・注意事項(部屋の利用について等、具体的には飲食の可否とか)

この辺はほぼ必須事項ですので、きちんと書いておきましょう。
当日説明すればいいと思っていることでもあらかじめ書いておいた方が良いです。
簡潔でなくなって読みにくくなるかもしれませんが、必要な情報は全て明記しましょう。

主催の持ち物について

(ほぼ)必須のもの
・PC
・ボード、ペン、イレイサー
・名札
・タイマー
・ウェットティッシュ、ゴミ袋
・進行表
・施設利用許可書、入館証など(部屋の利用に必要な書類)

場合によって必要なもの
・延長コード
・プロジェクター
・メモ用紙
・トランプ(私はトーナメントの組分けに使います)
・トーナメント、大会の賞品

ボード、ペン、イレイサーに関しては人数分用意できればbestですが、特にボードは10人分を超えてくるとそれなりの荷物になりますし、体力と相談して無理はしなくても大丈夫です。
私は大体8人分の用意をしてあります。ペンはもっと多くても良いと思います。消耗品ですし、途中で切れてしまうとかもあるので。

名札も個人的にはあった方がいいと思います。
お互いの名前を知ることで交流にもなりますし、誰の回答か分からなかったり投票に支障が出たりする事態を防ぐことができます。
主催側にとっても指名がしやすくなります。

進行表を作ってみましょう

会の進行表を作ることをお勧めします。
1つの企画にかける時間、休憩をとるタイミング等を5分単位で書いています。
こうすれば時間が押しているのか巻いているのか把握できるのでリスクヘッジもできますし、単純に進行もやりやすくなります。
私はあまりできていませんが、余裕がある時は実際にどれくらい時間がかかったかメモできれば次回以降の主催の参考にもできます。
時間が足りなくて決勝戦までできない、みたいな事態になってしまうのは避けたいので…

それ以外にも、はじめの挨拶タイムや集金タイム、優勝者にコメントをいただく等、スライドに書き切れない部分を書いておくとそういうのを忘れずに済みます(全部スライドに書いてしまってもいいですが)。

またスケジュールに限らず、事前に決められることは事前に決めておくと良いです。
意外と忘れがちなのが、投票方式であったり同票の時にどうするか等は事前に決められるので、当日考えなければならないことを減らして臨むことができます。

スライド作りについて

人それぞれ色々な考えや好みがあっていいと思いますが、私は一にも二にも「見やすさ」を意識します。
お題が見えないとそれで大喜利そのものが崩壊するので、そこだけは気をつけていただきたいです。
文字の大きさ、太さ、色、フォント、改行は見やすいように設定しましょう。
フォントは日本語対応していないものを選んでしまうと変な映り方をしたり、細部が気になってしまう可能性が否定できません。

大喜利会におけるスライドの役割は「お題を見せる」ということであり、主役は回答者なので、特にお題のスライドに関しては変に目立たせる必要はないのかなと私は考えます。(凝った演出を作ったり動きを入れたりするのが性に合わない+難しいというのもありますが…)
雰囲気作りとかはあっていいとも思いますが、それも背景色くらいに留めています。

お題選びについて

似通った形式や要素ばかりを出すことは避けるようにしています。
同じようなお題ばかりだと思われると、回答者の意欲や満足度に関わってきてしまいます。
かと言って大会形式ではある程度の平等性も欲しいので、どこからも不満がないように調整するのはかなり難しいのですが…
違うお題で同じ言葉を使うことはなるべく避けつつ、形式や構成は変えすぎずに平等になるよう調整できれば理想的かなと思います。
私もこれに関しては100%のことは言えません。
ダブらないようにちょっと意識して選んでみて、選び終わったらまた改めて見直してみるとかでも色々気付けたりします。

主催の心構え

・会の進行は主催者に委ねられる
主催者が始めなければ、会は始まりません。終わらせなければ、会は終わりません。
「始めます」「◯◯します」等のかけ声はしっかり行いましょう。

・事前にできることは事前にやる
前述のとおり進行表を作ることもそうですし、名簿を作っておくと集金する際に使えます。
大会主催の時は組み分けを事前に決めて発表してしまえば、その分の時間を浮かすこともできます。

・大喜利会の主役は参加者である
主催者側でも会を盛り上げるために様々な工夫ができると思います。
ただし私は大喜利の回答に最もフォーカスが当たってほしいと考えているので、私が主催をする時は主催=脇役だという意識でいます。

・休憩時間の使い方
主催者ももちろん休憩時間は必要です。
ただ、会の進行のスムーズさを突き詰めるなら、この時間にできることもあります。
お題の順番の微調整を行ったり(提供お題がその人が参加するタイミングと被らないように等)、組み分け発表後にメンバー表を作ったり、意外とやっておくとより捗ります。
時間に余裕があるなら、この辺は省いても問題ないです。

・一人で抱えすぎない
主催は気にかけることも多いですし、全部が全部うまくいく訳ではありません。
得手不得手もあります。
ちょっとした準備や片付けなどお願いしてもまず大丈夫です。
お題作るのが苦手!とか企画思いつかない!とかも当然あります。
信頼できる人に協力をお願いしてもいいですし、1人でなく複数人で主催をするというのも手です。
いきなりぶっつけ本番ではなく、先に企画などについて意見をもらえる安心感もあります。


最初から何もかも上手くいくことはありません。
主催をやって良かった、楽しかったと思えたら、それは成功なのです。
勇気を出して、大喜利会の主催をしてみませんか?

茨城大喜利会をオマージュしていただいても全く問題ございませんよ〜!
こちらも色々参考にさせていただいているので…
ただし「名前を丸パクリする」だけはNGで!(訳わかんなくなるからね)😉

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?