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【サラリーマン節税 基本のキ②】個人年金保険を解説してみた(無料記事)

2大サラリーマン節税制度

2大サラリーマン節税制度であるiDeCo, NISAについては前回お話した通りですが、

第三のお得制度

特にiDeCoの陰に隠れがちですが、実は個人年金保険という制度があります。

①最低60歳までは払い込むこと、

②受け取りは10年以上の年金式で受け取ること、

③払い込みが10年以上であること。

が条件になります。

つまり50歳までに入れると、後々の選択肢が増えてきます。

また、10年以上の年金式で受け取ればいいのですが、

自分がいつまで生きれるかなんてわからないので、10年間にして確実に受け取るのが一つのおすすめですが、

もう一つの考え方として終身の受け取りとして、すごい長生きしてしまったという場合に備えるというのも手ではあります。

現状、私は10年受け取りに設定していますが、変更はできます。

個人年金保険は年間8万円以上掛けると、所得税4万円、住民税2.8万円が税金控除の対象になります。

2800円+4万円*累進課税税率分の節税になります。

バカにできませんね。

さらに、個人年金保険に手を出す方はiDeCoも行っている方も多いと思います。そうすると、iDeCoの節税額が上乗せされます。

夢が広がりますね。

どれがいいの?

そんな個人年金保険も各社が色々なものを出しています。

これらの比較やランキングみたいなものは調べると出てきますので、ここでは私が実際に加入したJA共済のライフロードの話をします。

基本的にお得なものは窓口で申し込むしかないですが、保険屋さんに行くとその他の保険も勧められるものです。

JAの場合、これがほぼ無いという口コミも多く、そういう意味でこれを選びました。もちろん返戻率も高いです。

JA共済 ライフロードの場合

ホームページのシミュレーションでは年8万ぴったしが選べませんでしたが、実際契約は年払いの8万円ぴったしでできました。

最初の5年間は利率0.5%ですが、その後の年次からは最低0.75%で景気によって上がる利率が適用されます。

ちなみに今年は1.4%強でした。

私の知る限り、定期預金で一番いいところで利率0.2%なので、相当いいですよね。

これは営利企業でないことに所以があるのでしょうかね。

60歳までに引き出すと損をすることがあるので、60歳以降まで毎年8万円入れて置ける財力の持ち主には、おすすめの節税法になります。

途中で解約するにしても、10年ほど掛け金を払っていれば、トントンにはなるので、攻める場合10年というのを目安にしてもいいかもしれません。

この辺りの詳しい資料は契約の際にもらえますし、何も言わなくても結構丁寧に説明してくれました。

あとは、JAの准組合員にならないとライフロードに加入できない支店があったり、員外利用ができる支店があったり、准組合員になるために払う金額が1万~3万までバラバラだったりするみたいですので、事前に詳しく知っておきたい場合は申し込む支店に問い合わせるとよいです。面倒な場合は3万円握って行くのが安心ですね。

ちなみにこのお金はやめる時に返ってきます。しかもこの掛け金に対して配当が出るようなので、むしろ得かもしれません。

受け取り時の税金

受け取り時も税金がとられます。

もしかして、受け取る時に今より給料上がってたら損するんじゃないか?

年齢制限的なので逃げれなくなって損するとかじゃないか?

と思い、ガッツリ計算したものが別記事になります。

結果だけ言うと、もちろんなるべく逃げられた方がいいんですが、ガッツリ給料上がった状態でも損することはないという結果でした。


まとめ

60歳以降までお金を預けておける人。まずはiDeCo。

そこから投資で得する分を増やしたいならNISAですが、

安全に節税・運用したい方は個人年金保険がおすすめです。

NISAは掛ける時の得はありませんからね。利益を出さないと得をしません。むしろ損をしてしまうのがNISAでしたね。

忘れてしまった方は↓を参照してください。

お金が余ってる人は、iDeCoもNISAも個人年金も入るのがよいと思います。

その上でiDeCoもNISAも安定運用でいきましょう。


色々な投資のルールの攻略法やその他の節税法もこれから解説していきますので、是非ついてきてください。

既にある記事については

投資を始めるにあたって知っておきたい根本的な考え方↓

具体的にどの証券をどれくらいかったらいいのか↓

などがあります。

その他記事については 投資マガジン を参照してください。

よかったらYouTubeも是非のぞいてみてください。

あとがき

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