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【サラリーマン節税 基本のキ】NISA制度変更・延長を機に 企業型DC, iDeCo, (つみたて)NISAを解説してみた(無料記事)

基本編!の前に他のレベルの記事紹介

投資を始めてしばらくしたら見直したい根本的な考え方や、

最適なポートフォリオを出したりしているわけですが、

この記事は入門編

もっと基本的な話も知りたいという声があり、なるべくまとめて全体が見えるような記事にします。

証券口座とは何なのか、どの証券会社がいいのか、またiDeCoとNISAの全体像が分かる記事です。

こいつらは何がいいの?

普通に投資をすると、証券を買う時には当然節税にならず、利益が出て証券を売る時には所得扱いになり、そこに税金がかかってきます。

iDeCoは証券を買う時に購入額のから税金が引かれ、また利益分も税金がかかりませんし、NISAは利益分の税金がかからないという制度です。

そのためには証券口座開設を

そんな得するiDeCoやNISAをやるにはこれらを扱っている証券口座を持つ必要があります。

最近では、iDeCoや企業型DC、NISAで初めて証券口座に触れるという方も少なくないようで、ここの基本からまず見ていきましょう。

証券口座とは? 銀行口座と何が違うの?

銀行口座との違いですが、難しいことは置いておいて覚えておくべきことは2つ。

①証券口座は株や投資信託を預けておける。

②証券口座は振込や自動引き落としができない。

といったところです。

銀行口座と連携できるものもあり、便利です。

結局、中でお金の管理はしないといけないんですけどね。

ネット証券しか使ったことないですが、入出金無料だったりするので他の会社でもそこまで不自由は感じませんけどね。

ネット銀行の中ではSBI、楽天辺りが扱いが多くて便利ですね。私はこの2つをハブ口座のように使っています。

UFJももちろん扱いが多いです、結構皆さん口座持ってると思いますが。

どの証券会社がいいの?

さて、具体的にどこの証券会社で口座を作るかですが、色々な手数料が安い所にするのがおすすめです。

特にiDeCoについては基本的に60歳まで引き出せないですし、つみたてNISAについても非課税期間が20年という長期になるので、毎年一定の率で持っていかれる信託報酬が安い投資信託が揃っているところを選ぶのがおすすめです。

こういう部分の情報はグーグルで検索すると沢山情報が出てくるので、参考にするとよいです。いくつか資料を取り寄せるのもよいでしょう。

iDeCo

NISAよりこちらの方がすぐに税金面で得するものです。

具体的には掛け金分が税金から控除されます。

60歳~65歳まで掛け金が可能で(国民年金との絡みで変わります)、70歳まで運用できます。

受け取り時は一括で受け取ることにより、退職金として税金を処理をすることもできるし、

分けて受け取ることで、年金として税金を処理することもできます。

お得な方を選ぶとよいでしょう。

退職金として受け取る場合は、前15年~後5年の間の会社からの退職金は合算されてしまうので、それぞれの額やいつまで働くかにもよりますが、お気をつけください。

iDeCoで自分はどれに入れるかとか、いくらかけれるかに関しては会社によって違った話になりますし、公務員であれば一つにして言えますが、この辺りはご自身の会社の事務部の扉叩けばわかることですし、この辺に手をだすなら申し込みの過程で行かないといけない場所ですので、そのタイミングで行ってついでに聞いてもいいですし、企業型DCをやっている会社だとまた話が複雑になってくるので早めに行ってもよいかもしれません。

NISA

NISAは(一般)NISAつみたてNISAの二つがあり、どちらかを選ぶことになります。

通常、投資で儲けた分には税金がかかるのですが、NISAというのは毎年投資できる上限が決まっていて、そこから儲けた分に税金が課されないという制度です。しかし、損した分に関しては他の所得などと赤字として合算できないので、二重の意味で損するのはNISAの強いデメリットとして覚えておかないといけません。つまり、危ない橋を渡ると通常の投資よりダメージが大きくなるということです。

ここも難しいことは置いておいて、簡単に言うと

①つみたてNISAは毎年40万円まで投資ができて、20年間まで保持できるものです。延長により2042年から2061年の40万円の枠が最後になります。

つみたてNISAはほぼこれだけの制度でわかりやすいのですが、

(以降はこの時点でいっぱいいっぱいの人は飛ばしてくださいそんな方にはつみたてNISAをお勧めします)

②(一般)NISAは毎年120万円まで投資ができて、5年間まで保持できるものです。延長により2028年から2034年の120万円の枠が最後になります。

(一般)NISAは2024年から20万円のつみたて と 102万円の一般の2階建てになり、20万円のつみたて階についてはつみたてNISAへの移管ができ、102万円の一般階は(一般)NISAの一般階へ移管し、余っていればつみたて階に移管します。

2023年までは120万円の1つの枠で5年間保持でき、これが5年後にロールオーバーといって決着をつけないままその年の枠を使うことができます。ちなみにこの時値段が上がって120万円以上になっていてもそのまま全部移管できます。しかし、値段が下がっていた場合は一般階から埋め、余った分をつみたて階に移管します。

今からだとロールオーバーを活用したとしても、最大2034年までの14年間までしか保持できません。14年あれば割と判断はゆっくりできますが、保持できる期間は毎年1年ずつ短くなっていき、5年、6年、7年という絶妙な期間で判断が必要になります。5年よりも短い期間でのトレードを基本にしている人はとりあえず(一般)NISAが終わるまでは(一般)NISAを使った方がよいかもしれません。

(ここまで飛ばしてください)

まとめ1(経済状況で何から始めるか)

寝かしておく金があるならiDeCoもNISAもやることをお勧めします。

少額から両方手を付け始めるのもよいですが、どっちかから始めてみて投資に慣れたいという方が多いと思います

そんなわけでこういう人にはこっち!を提案します。

⓪企業型DCやってればそこから!

①60歳まで引き出せない所に毎年14-28万円入れていける方はiDeCoから。

②それはちょっと怖いって人はNISAから。

③余剰資金がない!って人はそもそもやらない方がいいですね。

まとめ2(リスク・ベネフィット傾向からおすすめ)

何かしらやる前提であれば、

①とにかく大勝に向けて進めていきたい方は、全部やってさらに通常の投資もしましょう。一般NISAにすべく勉強を触りながらしたければ、あえて企業型DCやiDeCoから初めて、一般NISAのメリット・デメリットを把握したうえで突っ込んでいくのはアリですね。その上でやっぱりつみたてNISAにしよう、でもよいですしね。一般かつみたてのどちらかしかできないので、そういう意味でも余剰資金の十分にある方はNISAは投資をある程度覚えてからでもよいかもしれません。投資は早いに越したことはないのですが。後悔はしないようにするのが一番ですからね。

②とにかく大負けしたくない方は、一般にしろつみたてにしろNISAは避けた方がいいかもしれません。投資の仕方次第で大負けが無いようにできるのですが、NISAは負けた時点で通常の投資より損をします。NISA系の大きなデメリットですね。通常の投資で攻め攻めの運用をしていても、NISAは安定重視運用という方も少なくないと思います。

結局

NISAにしろ、iDeCoにしろ、色々ルールがあり、その辺を勉強すると有利になる定期預金みたいなものです。iDeCoに関しては、中で定期預金も選べるところ多いですしね。勉強しないと大損こくこともありますが。

最低でも1年ごと、あるいは大きな経済イベントが起こった時の見直しくらいは必要になります。

これができなければ、少なくともNISAは避けた方がいいですし、iDeCoも定期預金運用というのも手ですね。

あとは、サラリーマン節税 基本のキ②で紹介する個人年金の方がおすすめかもしれません。

色々な投資のルールの攻略法やその他の節税法もこれから解説していきますので、是非ついてきてください。

ちなみに証券会社としておすすめの一つである楽天証券ですが、下のリンクから登録して

①口座開設+1000円以上入金で200ポイント(200円)ゲット!

②iDeCo口座開設・初期設定でさらに200ポイント(200円)ゲット!

できます。ちなみに既に証券口座持っている人がiDeCo開設・設定でも200ポイントもらえます。

ちなみに2月いっぱいまでです。

ちなみに私にもおこぼれがもらえますので、応援の意味でも是非どうぞ。


既にある記事については

投資を始めるにあたって知っておきたい根本的な考え方↓

具体的にどの証券をどれくらいかったらいいのか↓

などがあります。

その他記事については 投資マガジン を参照してください。

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