2020年振り返り

昨年(2019年)の振り返りは↓


2020年振り返りといいつつ、中身は13年間続けていたソフトウェアエンジニアという仕事の振り返りだったりします。

仕事

これは超変革と言っていい年だった。
新卒から13年間ずっと続けていたソフトウェアエンジニアを辞めた。

13年間は長かった…
ソフトウェアエンジニアについて振り返るのはこのnoteが最後になると思うので軽く振り返っときます。

わたしのソフトウェアエンジニア歴は大きく分けて4つでした。それぞれ会社を変えたタイミングで切り替わった感じです。

・SIer 時代
・G Suite 時代(フリーランス)
・GCP 時代(トップゲート)
・フロントエンド 時代(STORES.jp)

SIer 時代

ソフトウェアエンジニアでも最初はお堅いSIerだったので、某青色銀行とかのサーバーサイドプログラミングとかやってました。
関わっていたものにでかいシステムが多かったので、DBも半端なくて500行近くのSQLとかも普通に書いてました。おかげでDB設計にも詳しくなった。
プログラミング言語としてはStruts1系のJavaだったりCOBOLだったり、フレームワークなしのPHPだったりをゴリゴリ書いたりしてましたね。

このときは今みたいにクラウドなんてもちろんなかったので、夜中にくっそ寒いサーバールームに入って手がかじかんでる状態でホッカイロ片手にリリース作業したりとか。今となっては絶対やりたくないけど当時は結構楽しかった。

銀行系は要件定義〜リリースまで3年とか普通だったので、実装部分だけ半年アサインされたとかもありました。実装終わってプロジェクトから抜けて1年後とかにリリースされたんですが、プロジェクト関わった人を集めてプチ同窓会みたいになことしたときは面白かったな。

結果はそれなりに出してた思うけど給与が全然あがらなかったので辞めた。


G Suite 時代

給与上がらなかったのでフリーランスになりました。
仕事としては某通信会社の社内システムをずっと作ってた。
主にG Suite(いまでいう Google Workspace)をやりつつ、Chrome Extensionだったりも色々触ってました。
5年もいたわりに何作ってたのかあんまり思い出せないので、いま思うとスピード感が全然なかったなって気がします。

ここでG Suiteにめっちゃ詳しくなった。特にGoogleのAPIを使わせたら日本でも5本指に入るぐらいには詳しかったと思う。
このあと入社するトップゲートって会社でGoogle Developer ExpertのG Suiteを持ってたshin1ogawaとG SuiteのAPIについて話をしたのをよく覚えてる。APIの仕様じゃなくてAPIの裏側にある仕組みとかを推測して話すっていう変態な会話をしてた。

(自社サーバーだったので)そろそろクラウドを触れないとやべぇなって思って辞めた。

GCP時代

トップゲートというGCPやAngularなどのGoogle技術にめっちゃ詳しいエンジニア集団がいる会社にはいった。
普通だったら絶対入れない会社だったけど、G Suiteにめっちゃ詳しいという一点突破で入社できた。

仕事としてはG SuiteやGoogle APIを触るようなものだったり、GAS関係の講師だったりなんかいろいろやらせてもらった。
今までとぜんぜん違う環境だったので、働き方の変化を一番もらったのはここだとおもう。

・開発マシンがWindowsからMacに
・スーツから私服に
・オンプレからクラウドに
・社内コミュニケーションがメールからSlackに
・社内に有名なエンジニアがたくさん居る

1年3ヶ月しかいなかったけど、今までとぜんぜん違う環境で色んな面で成長できたので、とても感謝している。

一緒に客先にも行っていたトップゲートの社長の加藤昌樹さんが今年の9月に若くして急逝した。
今年の10月ぐらいに自分の中でも考え方に大きな動きな変化があったんだけど、要因の一つがこの件だったりする。自分がいつ死んでもいい用に立ち回っとこ、みたいに考えるようになった。

Angularを触る機会が多くてフロントエンドに興味をもちフロントエンドに打ち込みたいと思って辞めた。

フロントエンド時代

STORES.jpに入社した。STORES.jpにフロントエンドチームができて2人目の正社員入社だった。

Angular.jsをVue.js(Nuxt)に置き換えてくぞーみたいな仕事だった。
自社サービスの会社が初めてだったので色々新鮮だった。

プロダクトマネージャーもデザイナーもいる・・・!!みたいな。

単純に開発のスピード感がすごかった記憶がある。
え、そんなスピードで開発するの?
早くない?やばくない?って思った。

やってたことは大体noteに書いてあるので省略。

コーポレートエンジニアにジョブチェンジ

経緯としては↑のnoteにまとめてあります。
が、実際は当初おもってたのと違うことやってます笑

note見るとわかるんですが、もともとは社内システムの開発をやろうと思っててソフトウェアエンジニアを辞める気は全くなかったんですよね。蓋を開けてみると社内システムの開発どころじゃねぇなこれ、と思い業務フローの改善とかドキュメンテーションの整備とかを4〜6月はやってました。
7月にチームを2人増員をかけるタイミングでちゃんとチームとしてワークするためにマネージャーになりました。

そこからの話は↓のnoteにまとめてあります。

総括

今年はheyのITチームに異動した年でした。
ソフトウェアエンジニアを辞める気はまったくなく、heyのITチームとしてやるべきことをしていたら気づけばソフトウェアエンジニアを辞めて情シスのマネージャーをしていますって感じです。

今でもちょっとしたツールはいまでもたくさん作っててちょっとしたアプリケーション用のコードを書いてます。

SIer時代に身に着けたDB設計スキル、G Suite時代に身に着けたG SuiteやAPI周りのスキル、GCP時代に身に着けたインフラスキル、フロントエンド時代に身につけたフロントエンドスキルや開発スタイル。
13年間で身につけたスキルはいまでもきっちり役に立っているんですよね。大抵のコーポレートエンジニアがなにか作るとしたらiPaaSやGASぐらいな気がするのですが、インフラからフロントまで全部一人で作れるのは強みですね。

情シスとしての仕事は楽しいし、マネージャーとしての仕事はもっと楽しいです。なのでソフトウェアエンジニアとして復帰することはもうありません。

技術力はもとよりソフトウェアエンジニアならではの考え方だったり開発スタイルをすごく学ばせてもらいました。一緒に仕事してきた方、ブログや本やQAサイトなどにアウトプットしていた方などに本当に感謝しています。
13年間ありがとうございました。

これからは情シスとして生きていきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?