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左利きは右利き用はさみを使えばいいの?

元左ききの私です。

HUCでのnoteチャレンジ8記事目。

完全にサボっていた記事投稿。反省…。

なぜ書けかなかったかというと

はい、単純にノートPCの上に、新聞やら子供のプリントが乗っていて、ノートPCを開けるのが億劫になっていたからです(恥)

そんな簡単なことで書けなってしまう私です。

気を取り直し8記事目。

今日は左利き用の道具の話です。

我が子が保育園だった去年のことです。

幼児は、いろいろな場所ではさみ✂️や糊を使うことがあります。保育園や幼稚園ではもちろん、習い事でも、子供が大好きな制作の時間があるものが多いです。

そんなときは、左利き用のはさみを持参することが多い我が家。

ある日の習い事の日、お迎えに行くと、はさみを使った制作を持って教室を出てきた我が子。持ち物に「はさみ」は無かったはず。

先生に一応左利きのはさみについて聞いてみると、

「右利きのハサミを使いましたよ。○ちゃんは、左手で、とっても上手に右利き用のはさみ使ってましたよ!」

とニコニコ顔で教えて下さったのです。

たしかに、選択肢がない場合は、右利き用のはさみを使うのは仕方ないですし、娘が左手で上手に使うのも、頑張ったと思います。

そして先生も全く悪気はなかったと思います。むしろ、上手に使えたことを褒めてくださったつもりだったはずです。

でも…

「左利きの子は右利き道具を使えばいいの?」

とその時率直に疑問に思い、モヤモヤした気持ちになりました。

左利きさんが右利き用のはさみを使うと、紙を切る時のはさみの「刃」が見えづらいのです。そのため「切りたい形に切るのがとても難しい」のです。

また、そもそも右利き用のはさみを左手で使うと切れない。

(コクヨさんのHPに写真つきでご紹介されていますのでぜひこちらもご覧ください↓)

日常で頻繁に使用するはさみ、「左利きだから、右利きに合わせる」のではなく

「左利きも右利きも合ったはさみを選べる」ようになってほしい。

そう思います。

私は子育てを通じ、左利きさんの不便さを再認識しました。

これは、私が元左利きで、娘が現役の左利きだったから気づいたことだと思います。

こうやって、note に書くことで、左利きさんのちょっとした不便を知ってもらえると嬉しいと思います。

また、私は、左利きの不便さを知って、分かったことがあります。

社会で、マイノリティという理由で様々な場面で不便さや居心地の悪さを感じているであろう方たちのことが、少し「じぶんごと」になったということです。

「じぶんごと」になることで、今まで気づけなかったことに気づけて、日常生活で戸惑っていたり困っている人の気持ちを考えて発言できるようになる気がします。

これもちょっとしたアップデートかもしれないと思った私でした。



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