【初心者50シリーズ】chapter08. カメラのタイマーとリモコン
カメラを使い始めると、撮影したい被写体やシチュエーションによっては、手持ちでの撮影では安定した写真が撮れないことがあります。
特に長時間露光を行う場合や、自分自身が被写体に含まれる場合などは、手振れが原因でブレた写真になってしまうことがあります。
\そこで/
今回はカメラに搭載されているタイマー機能やリモコン機能について解説し、カメラを安定して使いこなすためのコツをお伝えします。
タイマーとリモコンとは
タイマーとリモコンの機能と使い方の違い
カメラを使って写真を撮る時、自分自身が被写体の中に入りたい場合や、自分も写りたいグループ写真を撮影する時など、シャッターボタンを押すタイミングが難しい場合があります。
そんな時に便利なのが「タイマー機能」です。
タイマー機能は、シャッターボタンを押した後に指定した時間が経過すると自動的にシャッターが切れる機能で、自撮りやグループ写真の撮影に最適です。
また、タイマー機能を使うことで、手ブレを防ぐこともできます。
タイマーの使い方
タイマーの設定方法
タイマーを使用する場合は、カメラのレリーズ設定からタイマーモードを選択し、設定したい時間を選択してください。
時間は、通常2秒または10秒が選べます。
2秒タイマーは、手振れを抑えるために、10秒タイマーは、グループ写真などのタイミングが合わせやすい場合に便利です。
タイマーを設定したら、カメラを三脚などの安定した場所に置き、自分自身や被写体に向かってカメラを向けます。
シャッターボタンを押す前に、カメラを安定させるために、三脚に取り付けることをおすすめします。
タイマーを使ったセルフタイマー撮影のコツ
タイマーを使用してセルフタイマー撮影を行う場合、以下のようなポイントに注意してください。
1 距離感を確認する
自分自身を撮影する場合は、背景や周囲のものとの距離感を確認してください。
また、レンズの焦点距離も調整して、適切な被写体サイズを得るようにしてください。
2 構図を決める
カメラを置く位置や角度、構図を決めるために、事前に写真を撮るか、イメージを描いておくことがおすすめです。
ピント合わせは、自分が立つ予定の場所に3脚やスタンドを予め置いておくと、事前にピント合わせが可能になります(撮影の時に瞬時に片付ける必要があります)
3 照明を調整する
十分な明るさが確保できない場合は、外部のライトを使用するか、カメラのISO感度を調整することで、明るさを確保できます。
4 ポーズなどの確認をしておく
カメラを設置した後、タイマーを設定し、シャッターボタンを押す前に、姿勢を正しましょう〜。
特に、顔が写る場合は、笑顔やポーズなど、表情を確認してからシャッターボタンを押してください。
リモコンの使い方
リモコンの種類と特徴
カメラのリモコンには、有線式と無線式の2種類があります。
有線式
カメラに専用のリモコンコネクタが必要ですが、比較的安価に手に入れることができます。
無線式
カメラ本体によっては標準添付品として付属していることもあります。
しかし、有線式よりも高価になることが多いです。
また、無線式のリモコンには、赤外線式と無線電波式の2種類があり、赤外線式は視線が遮られると使用できなくなる欠点があります。
リモコンを使ったシャッターの切り方
リモコンを使ったシャッターの切り方は、カメラのメニュー画面から設定することができます。
一般的には、「リモコン動作モード」や「リモコンコントロール」などの項目から設定することができます。
設定が完了したら、リモコンを使ってシャッターを切ることができます。
また、リモコンを使って撮影する場合は、手ブレの防止のために三脚を使うことをおすすめします。
さらに、リモコンの動作範囲は限られているため、距離が遠くなる場合は使用できなくなることがあるため、注意が必要です。
タイマーとリモコンを使った撮影のメリット
セルフポートレートの撮影
セルフポートレートの撮影には、タイマーやリモコンが便利です。
カメラを三脚に取り付け、自分自身が撮影したい角度を調整した後、タイマーまたはリモコンを使ってシャッターを切ることができます。
これにより、手ぶれやブレのないクリアな写真を撮影することができます📸
また、表情やポーズを変えて何度も撮影することも可能です🙂
グループショットの撮影
グループでの写真撮影では、撮影者がカメラを持ってセルフタイマーを設定し、撮影者側に加わることができます。
また、リモコンを使えば、撮影者がグループに加わってから、シャッターを切ることができるため、より自然な笑顔やポーズが撮影できます。
夜景の撮影
夜景の撮影には、長時間露光が必要です。
しかし、手持ちでの撮影では、手ブレによるボケが発生する可能性があります。
そのため、タイマーやリモコンを使い、カメラを固定した状態で長時間露光することが重要です。
タイマーとリモコンを使った撮影のデメリット
タイマーやリモコンを使った撮影のデメリットは、操作が少し煩雑になることです。
さらに、リモコンを使って撮影する場合、リモコン自体が別途購入が必要であることもデメリットの一つです。
また、カメラで露出を確定するまでに時間を要したり、3脚に据えてからの撮影になるので瞬間的なシャッターチャンスを逃すことがあります🥲
まとめ
タイマーやリモコンを使った撮影は、様々なシーンで活用できる便利な機能ですが、使い方を誤ると失敗してしまうこともあります。
適切な使い方をマスターして、カメラの機能をフル活用しましょう。
井上
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