【被写界深度シリーズ】chapter01.被写界深度とは何か

こんばんは〜🌃

被写界深度ってなんなんシリーズです。

"被写界深度=背景や被写体のボケる範囲"

ということはざっくりと前回説明していました。今回は、「どうしたらコントロールできるの?」を紐解いていきます🌙


被写界深度の定義

被写界深度とは、撮影した被写体の一定範囲内が鮮明に写る領域のことです。

被写界深度が浅い場合、焦点が合った部分だけが鮮明に写り、周辺はぼけて見えます。

一方、被写界深度が深い場合、被写体から遠く離れた背景まで鮮明に写ります。


撮影目的に応じて、被写界深度を意識して撮影することで、写真の表現力を高めることができます。


被写界深度が決まる要因

焦点距離

焦点距離が短いレンズほど、広い範囲が鮮明に写り、被写界深度が浅くなります。逆に、焦点距離が長いレンズほど、被写体から離れた部分がぼけてしまい、被写界深度が深くなります。


広角▶︎被写界深度 深
望遠▶︎被写界深度 浅

絞りの大きさ

絞りの大きさが小さい(F値が大きい)ほど、光が絞り通り、鮮明に写りますが、その代わりに被写界深度が浅くなります。絞りの大きさが大きい(F値が小さい)ほど、光の通り道が広がり、被写体から離れた部分まで鮮明に写りますが、その代わりに被写界深度が深くなります。

開放▶︎被写界深度 浅
絞る▶︎被写界深度 深くなっていく

被写体との距離

被写体とレンズの距離が近い場合、被写界深度は浅くなります。被写体とレンズの距離が遠い場合、被写界深度は深くなります。ただし、焦点距離や絞りの大きさが変化すると、被写体との距離による影響は変わります。

近い▶︎ 被写界深度 浅
遠い▶︎ 被写界深度 深


この3つの関係性を上手くコントロールして被写界深度(ボケ具合)をコントロールしていきます。

被写界深度についてすこーしだけ詳しくなれましたか?😌
次回はさらに深堀して学んでいきましょう〜!
おやすみなさい🌃


井上

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