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丸1日映画を見てしまい、爽快感と罪悪感でいっぱい - 『ジョン・ウィック』シリーズ

妻がキアヌ・リーブスにはまっています。

YouTubeでキアヌ・リーブスの悲しい生い立ちや、聖人のような振る舞いを知り、興味を持ったよう。

そこで、妻が休みの日にキアヌ・リーブスが出演している映画を見ることになりました。

選んだ作品は『ジョン・ウィック』。

話題作というのは知っていたのですが、ぼくたち夫婦は観たことがない作品です。

NETFLIXの会員になのでNETFLIXで調べてみると残念ながら『ジョン・ウィック』シリーズはラインナップに加えられていません。

仕方ないのでレンタルをしようとアマゾンで作品を検索。

レンタル料金は400円。

いつもレンタルする際の料金は大体200円なので、少し高いなぁと思いつつ、プライムビデオの表示に目がとまりました。

プライムビデオ会員になると500円で1ヶ月見放題です。

はじめて登録する際は、最初の30日間は無料なのですが、妻もぼくもすでにアマゾンプライムビデオ会員だったことがあるので、残念ながら無料期間は付与されません。

どうしようかと迷ったあげく『ジョン・ウィック』の続編も観たくなるかもしれないからと、1ヶ月だけアマゾンプライムビデオ会員に戻ることにしました。

この決断で、結局1日つぶれてしまうことに。。。

『ジョン・ウィック』

2014年に公開された作品で、引退した凄腕の殺し屋「ジョン・ウィック」の復讐劇を描くアクション映画です。

5年前に最愛の女性ヘレンと出会い、裏社会から足を洗った主人公でしたが、ヘレンが病で亡くなり、生きる希望を失ってしまいました。

ヘレンは、残されるジョンを心配して仔犬を手配しており、その仔犬がジョンの新しい生きる希望となります。

そんな時、ジョンの愛車を狙った若者の強盗に家を襲われ、車を奪われただけではなく仔犬の命も奪われることに。

大事なものを失ったジョンは復讐を決意し、若者の強盗とその背後にいる組織を追い詰めていきます。

現役時代はどんな不可能なミッションも成し遂げ、「3人の男を鉛筆1本で仕留めた」などの伝説を残す「ジョン・ウィック」はまさに無敵の存在。

痛快なアクションが楽しめる作品でした。

『ジョン・ウィック:チャプター2』

はい、続編も見てしまいました。

『ジョン・ウィック:チャプター2』は、2017年に公開された作品で、前作から5日後に起こった出来事が描かれます。

愛車を取り戻したジョンは、かつての借り(誓印)がある犯罪組織幹部サンティーノからの依頼を受けます。

ターゲットは世界各地の犯罪組織たちを束ねる「主席連合」に就任しようとしているサンティーノの姉。

任務は達成しましたが、サンティーノは姉を殺した相手に復讐しないのは、弟として不自然に思われるという理由で、今度はジョンに懸賞金をかけます。

結果、ジョンはニューヨーク中の殺し屋に命を狙われることに。

刺客を次々と返り討ちにし、不殺の掟があるコンチネンタル・ホテルに逃げ込んだサンティアーノを躊躇なく殺害。

この作品で嬉しいことは、『マトリックス』でモーフィアス役を演じたローレンス・フィッシュバーンが出演していること!

『マトリックス』シリーズ以来、共演は初とのこと。

『ジョン・ウィック:パラベラム』

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B084HB1P7D/ref=atv_dp_amz_det_c_Z0r2A3_1_1?tag=%20sevenstars0f-22

はい、またまた続編を見てしまいました。

通称「チャプター3」とも呼ばれている作品で、2019年に公開されました。

前作直後が描かれ、不殺の掟があるコンチネンタル・ホテル内で主席連合の一員だったサンティアーノ殺しを行なったジョンは、追放処分及び約14億円の懸賞金を掛けられることに。

コンチネンタルの支配人であり旧友でもあるウィンストンの計らいで、1時間の逃走の猶予が与えられました。

ニューヨーク中の暗殺者に狙われる中、主席連合の首長に直接話をつけようと、モロッコへと向かいます。

首長と出会い、主席連合に忠実に仕えれば暗殺命令を撤回すると約束されますが、最後の条件として、ウィンストンの殺害が命じられることに。

理由はジョンを逃すために1時間の猶予を与えたからです。

ニューヨークでジョンはウィンストンに再会し、主席連合の下僕になるべきではないと諭され、協力して主席連合の襲撃部隊を迎え撃ちます。

三部作を貫く『ジョン・ウィック』の魅力


①鮮やかな武器捌き

ジョンが武器に弾を装填する仕草がいちいちカッコいいです。

ジョンと目の前にいる敵が双方とも弾切れになり、早く弾を装填したジョン・ウィックが勝利するというシーンは圧巻です。

また銃以外にも、鉛筆やベルト、ナイフといった武器を華麗に扱い、馬をも武器とする仕事人の姿はカッコいいです。

ぼくもプログラミングのコードをタイプミスなく、早く打てるようになろうと思いました。

②裏社会の世界観

殺し屋達が利用し、掟によって守られている「コンチネンタル・ホテル」は、殺しが禁止されている「聖域」として描かれています。

また、借りは必ず返さなければいけないという「誓印の掟」や、裏社会で共通の通貨のような「ゴールドコイン」の存在など、裏社会はルールや規律の上になりたっていることが作品の節々から伝わってきます。

こういったルールや規律が、「殺し合い」という無法地帯が許される現場に重厚感を与えています。

③魅力的な友人たち

向かうところ敵なしの主人公ジョン・ウィックですが、彼を助ける人々も魅力的です。

1時間の逃走の猶予をジョンに与えたコンチネンタルの支配人ウィンストンや、犬を個人的な計らいで預かってくれるホテルの受付シャロンなどなど、たくさんの人に支えられています。

ジョンがいくら強いとはいえ、戦えば傷もつく生身の人間です。

そんな彼を支える人がいるからこそ、ジョンは無敵の主人公として存在しています。

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