モノを買わない生活を3ヶ月続けた結果、買わないことが楽しくなってきた
「手元に残るモノ」は買わないという生活をしています。
食べ物やトレイットペーパーなどの消費財と、必要な本は買っていますが、それ以外のものは買っていません。
「買わない生活」への感想ですが、かなりの効果がでてます。
具体的には、出費が平均毎月5万円程度減り、あたりまえですが家に物が増えなくなりました。
この記事では途中経過を報告します。
買わない生活を始めた理由
そもそも、買わない生活を始めた理由ですが、今年のはじめに『ミニマリズム』という本を読み、著者が物を全く買わないようにしているということに刺激を受けていました。
そしてなにより、収入よりも支出が増えてしまう月があったので焦り、「買わない生活」を始めました。
開始時にしたこと
① iPhoneのアマゾンとメルカリのアプリを消去
基本的に、モノの買い物はこの2つのアプリからだったので、いさぎよく削除しました。
また、本の購入も、アマゾンで衝動的に買うことはせず、基本的には書店に足を運んで、中身を確認してから買うようにしました。
② いつも使っているiPhoneのToDoリスト管理アプリに「欲しい物」リストを作成
何かモノを「欲しいっ!」と思った瞬間に、このリストを開き、欲しいと思ったモノを記入することにしました。
③『ミニマリズム』を再読
持たない生活への憧れとモチベーションを高めました。
効果やメリット
① 出費が抑えられる
冒頭でも述べましたが、月あたり平均5万円ほど節約できています。
ちなみにアマゾンでの買い物額の合計は、「買わない生活」をはじめるまえは1年で約35万と、1ヶ月あたり29,000円ほどの出費。
それほどアマゾンで買い物をしている認識はなかったので、今回調べてみて驚きました。
アマゾンでの年間の合計支出の取得方法は少し面倒なのですが、「amazon 年間の支出額 合計」とググれば、いろいろなやり方が見つかります。
② 時間が増える
iPhone内の買い物アプリを消したので、時間がある時になんとなく買い物アプリを開いて、ウィンドウショッピングをする習慣がなくなりました。
今はChromeでアマゾンのウェブサイトを見る誘惑に抗いつつ、別のことに意識をむけるように努力しています。
また、物理的に買い物に行くことも減ったので、その時間も浮いています。
③ 買わないと決断すること自体が楽しくなってきた
相変わらず物欲はありますが、物を買って「買わないというルール」を破るよりも、ルールを守るほうが楽しいと思えてきました。
物欲が湧いてきても、「これは欲しいっ!でも、いまはモノを買わないって決めているからなぁ...」と自分を説得することができます。
もしも、「買わない」ではなく、ただ節約のためにモノを「買う量を減らそう」と考えていると、ここまで効果がでなかったと思います。
それは、「これは今しか買えないから買うか」や「これは絶対に必要だし、ずっと使うモノだ」と、買う理由がいくらでもでてくるから。
「買わない」というシンプルなルールを決めることにより、買うモノ選びに脳を使用しなくてよくなるので、煩わしさもなくなります。
また、「欲しい物」リストに、欲しいと思ったモノを入れていくと、そのリストにどんどんモノが増えていくこと自体が楽しくなってきました。
あとで見返してみると、「これって必要ないのでは?」と、冷静に判断できるようにもなりました。
「欲しい物」リストに入れた物
ちなみに、僕が「欲しい物」リストに入れ、買おうと思ったけれども思いとどまったものは下記です。
・新しいシャワーヘッド
・カーディガン
・パタゴニアのフリースベスト
・フライパン
・疲れない椅子
・有線のイヤホン
・ナイキの靴
・システム手帳
・ガンダムエアリエルのプラモデル
これから
今年いっぱいは「買わない生活」を続けてみて、来年どうするかは年末に考えよう思っています。
欲しい物リストの活用について、何か大きな目標を達成したら、リストの中のモノを賞品とすることを考えています。
現在わが家を圧迫している約1000冊の本は手放せないので、ミニマリストにはなれそうもありませんが、買わない生活と並行してモノを減らし、家の中のものをより少なくすることが楽しみです。