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【芸術の秋】ガンプラでバンダイの技術進化を感じる

肌を刺すような太陽光がだいぶ落ち着き、秋のおとづれを感じる今日このごろ。

「芸術の秋」ということでなにかを作ろうとおもい、ガンプラを買いました。

買ったのは、『HG 機動戦士ガンダム 水星の魔女 ガンダムエアリアル 1/144スケール』。

先日放送が終了した「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の主人公機です。

「水星の魔女」は初の女性主人公であったり、百合展開や学園ものであったりと、ド肝を抜かれる設定・展開にさいごまで楽しめました。

しかし、ガンプラを手に入れるのは指南のわざ。

放送が開始された2022年の10月ですが、その人気によってガンプラは転売の対象となり、定価¥1,300のものが3千円前後で販売されていました。

量販店やコンビニをまわってみたものの、定価で手に入れることができず、悔しいおもいをしました。

それがつい先日アマゾンを見ていると、そのガンダムエアリアルが1,164円で販売されていることを発見!

思わずポチってしまいました。

供給が増えたからか、同じく主人公機の『ガンダムエアリアル(改修型)』も、定価¥1,700が¥1,450と安くなっていました。

個人的には「ガンダムエアリアル」のほうがスッキリしていて好みなので、「改修型」は今回は買いませんでした。

本当は、もうひとつの主人公機である『ガンダムキャリバーン』がほしかったのですが、こちらはまだ定価よりも高いままなので、今回は見送りました。

そしてガンプラが届き、いざ開封。

だいたい3時間ほどかけて、「ガンダムエアリアル」を組み上げ。

すると、ガンプラの技術進化のすさまじさに驚かされました。

プニプニのジョイントパーツがない

まず驚かされたのが、灰色をした、プニプニした素材のジョイントパーツが見当たらないこと。

短い土管のようなパーツで、そのわきにでっぱりがあるパーツです。

素材はプラスチックというよりもゴムのようで、このパーツはいままで、首や肩、足をつなぐのに必須でした。

しかしエアリアルでは、そのパーツの代わりに、すこしだけ柔らかい灰色の素材のプラスチックが、各ジョイント部をになっています。

まさに、いままでは必要だった「プニプニしたジョイントパーツ」と「それにジョイントさせるパーツ」のふたつが一体化したものとなっていました。

ガッチリ感

プニプニのジョイントパーツがないゆえなのか、完成したエアリアルのガンプラは、関節にガッチリ感があります。

とくに、2015年に放映された「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」の主人公機「ガンダムバルバトス」と比べてみると関節の安定感が全然違います。

(「ガンダムバルバトス」は個人的に一番好きなガンプラで、ガッチリしていないからと言ってその価値を落とすものではありません。武器のメイスや、スネの造形など、今見てもたまりません)

このカッチリ感ゆえに、エアリアルの足裏面積がそれほど大きくないにもかかわらず、しっかりと直立します。

設計の妙

個人的に、ニッパでパーツを切った跡に「ヤスリで切りあとを目立たないようにする」という作業はしない派です。

なので、いつもパーツを切った跡ができるだけ目立たないように気を使うものの、どうしても跡がのこってしまいます。

いままでのガンプラではその跡が丸見えで、見栄えが悪くみえてしまいがちでした。

しかしエアリアルでは、切跡が隠れるようにパーツをはめていく設計になっており、切跡が目立ちにくいです。

これはとくに頭や胸の部分にいえます。

切跡がうまく隠れるようにパーツがハマっていくだけで、パズルを解いているような心地よさを感じました。

おわりに

ひさしぶりのガンプラづくりでしたが、最高に楽しめました。

何層もパーツを重ねることによって、じょじょに立体感がでてきて、完成に近づいていくワクワク感がたまりません。

何年後になるかはわかりませんが、次回のガンダムシリーズも楽しみです。

次回も主人公機を購入し、バンダイのガンプラの技術を定点観測したいと思います。


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