見出し画像

家でデッサンするために買ったもの

モノを見る目を養うために家でデッサンをしたいと考え、道具をそろえました。

備忘録として、これからデッサンを始めたい方にむけて、何を揃えればいいのかを簡単に説明します。

買った道具

鉛筆

デッサン用であればどのメーカーのものでもよいですが、ぼくはステッドラーを買いました。

鉛筆の青色が好みなのと、箱のデザインが好きだからです。

カッターナイフ(鉛筆削り)

デッサンでは鉛筆の先を尖らせる必要があるので、カッターで鉛筆をけずります。

ぼくは肥後守(ひごのかみ)という、簡易的な折りたたみ式刃物がお気に入りで使用しています。

消しゴム

デッサン用の消しゴムで、「練りゴム」と呼ばれているもの。

指先で形を変えることができるので、消したい箇所にあわせることができます。

また、少しだけ薄くしたいばあい、練りゴムをボール状にまとめて、画面の上をコロコロと転がせば、画面全体の色を消してしまうことなく、薄くすることも可能。

このように、普通の消しゴムだけでは難しい色の調整も、練りゴムを使えば簡単にできます。

画用紙

デッサンを始める前は、画用紙に表裏があることは知りませんでした。

表面がザラザラしているほうにデッサンを書きます。

デッサンはディテールを見る目を養うためでもあるので、大き目の画用紙を使用します。

本来であれば、ケント紙や画用紙、画用紙の下敷きとなるカルトン、そして、固定するためのクリップを購入するのがいいのですが、画用紙が高価なのと、種類によって凹凸がかなり違います。

ですので、慣れるまではスケッチブックからはじめるのがいいかと思います。

ぼくはB3のスケッチブックを使用しています。

イーゼル

ぼくが買ったイーゼルがこちら

大体15分ぐらいで組み立てできました。

頑丈そうなので長持ちしそうで、イーゼルとしての機能は申し分ないです。

自転車のスポーク

長さを計るための道具(はかり棒)として使います。

直径2mm程度の曲がらない棒であれば、なんでも代用にできます。

ぼくはなぜか妻が持っていたので、妻から譲り受けました。

定着液(フィキサチーフ)

完成後に鉛筆の粉を定着させ、作品を保護する為に使用します。

スプレーのタイプが手軽でおすすめです。

環境の設定

デッサンの邪魔になる要因を排除しましょう。

たとえば、テレビの電源をきったり、そもそもテレビのない部屋でデッサンを行います。

そして、携帯をマナーモードかフライトモードに。

次の、場所の設定を行います。

まず、イスにすわる場合はイス、イーゼル、そしてモチーフははどこに置くのかを決めます。

デッサンが終わった後はこれらを移動しなければいけない場合、床にマスキングテープで印をつけておくと便利です。

ぼくは2段カラーボックスの上に1枚画用紙をひき、その上にモチーフをおいてデッサンをしています。

モチーフは描きたい物があればなんでもよいと思います。

もし描きたいものが思いつかなければ、果物から初めてみてはいかがでしょう。

マグカップや文具なども定番。

お菓子のパッケージは文字情報が多いので、少し慣れてきてからをおすすめします。

「1枚描き切れたら、そのお菓子を食べれる」という自分ルールを設定すると、モチベーションをあげることもw

場所のアドバイスですが、光源が右上か左上に設定すると、光の当たる面と陰の面の両方をとらえることができます。

デッサンでは黒、グレー、白を使って立体を表現するので、明るい面と陰の面があるとデッサンの練習をしやすいです。

光源について、太陽の光を光源にするのもいいのですが、時間によって微妙に変化が生じるので、光源は変化がない電灯がおすすめ。

おまけの参考書

デッサンの教本はたくさんでているので、本屋にいって自分にあっていそうなものを選ぶのが一番だと思います。

ちなみにぼくには、『鉛筆デッサン基本の「き」 やさしく、楽しく、デッサンを始めよう』が一番わかりやすかったです。


いいなと思ったらチップを贈って応援しよう!