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朝型の夫と夜型の妻

夫婦で暮らしていると、妻は別の人間なんだなという当たり前のことを思い知らされる。

たとえば就寝・起床時間について。

結婚したてのころは「おやすみ」と同じ時間に寝むりについていたのだが、結婚5年目ぐらいからだろうか、別々の時間に寝て、別々の時間に起きるようになった。

妻は典型的な夜型で、夜のほうが頭が冴えるらしく夜遅くまで起きている。

仕事がない日だと翌日の昼ごろまで寝ており、ロングスリーパーだ。

ぼくは完全な朝型で、朝のほうが頭の回転が早く、夜はゾンビのように考える力を失ってしまう。

ベストな睡眠時間は7時間。

そんなぼくらの一般的な睡眠時間帯は、妻が深夜1時〜10時で、ぼくが22時〜5時。

寝につく時間は3時間ほどズレており、起きる時間は5時間ほどズレている。

朝の5時間はぼくだけが起きている時間なので、読書をしたり、文章を書いたり、家事をしたり、プログラミングに時間を費やしている。

妻を起こさないよう、なるべく音を立てないように。

起きるとまずは読書から1日を始め、出る音といったらページをめくる音と、本に書き込みをする音ぐらい。

つぎに文章を書き、少しパソコンのタイピングでカタカタと音がするが、この音でいままで妻が起きてきたことはないので大丈夫。

次に家事で、朝ごはんを作り始め、洗濯機を回す。

いつも味噌汁と簡単な炒め物を作っているので、水道から水が出る音、野菜を切る音と炒め物の音、そして洗濯機を稼働させているので結構賑やかなはずだが、これでも妻は起きない。

そしてプログラミングの時間。

プログラミングは文章を書くのと同様、タイピング音しか出ないので安心だ。

妻が起きてくるのは大体このプログラミングの時間となる。

朝のこういった一人だけの時間はぼくのなかでとても大切なもので、頭も冴えているので学習も捗る。

ぼくが22時に寝てから、妻だけの時間に妻が何をしているのか知らないが、きっと楽しく過ごしているはずだ。

お互いを気遣いながらも、別の人間なんだから各々がベストな生活を送っていけばいいと思う。

夫婦で一緒に過ごす時間も楽しいが、一人の時間も充実しているというのが、ちょうどいい。

違った人間なんだから。


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