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映画の起承転結『トレイン・ミッション』

映画『トレイン・ミッション』を見終わったので、物語の起承転結をまとめてみました。

ネタバレふくみますので、すでに映画をご覧になった方や、気にならない方のみ読み進めていただければと思います。

・60歳の主人公の男が、電車にのって出勤
・彼は、10年勤めた保険会社を突然クビになる
・昔、警察官だった時に相棒だった男とバーで飲むことに
・そこで、現在の警察は政治との癒着が進んでいるというグチを聞く
・電車で帰路につく

・電車にのった主人公が「とある女」に声をかけられ、心理ゲームをしないかともちかけられる
・トイレに設置された$25,000を受け取ればゲーム開始
・ルールは、「このゲームのことを他人に話してはいけない」こと、そして「列車からおりてはいけない」ということ、そして「プリンという名の、初めてこの電車に乗る乗客を見つけ、発信器を付ければそれで終わり」、「もしその人物を探り当てたら、10万ドルの報酬を与える」というもの
・トイレにいくと、実際にお金があり動揺する主人公
・さらには、妻子が人質にとられていることが分かり、ゲームへの参加を強要される主人公
・主人公は狼狽し、いつも通勤の時に話しかけている知人に助けを求めるが、その知人は電車を降りた後、バスにはねられて死んでしまう
・「とある女」いわく、助けを求めた報いだといわれ、逃げることはできないと悟る

・主人公は電車の切符を持つ人に声をかけていく
・怪しい人物をみつけるが、その人物は何者かに殺されてしまい、その人物がFBIだったことがわかる
・結局誰が「プリン」なのかが分からず、他の車両の冷房をきり、乗客を全部1両にまとめる
・そこで、自身が巻き込まれているゲームについて全員に語る
・その場を離れた人物に話しかけると、「プリン」を殺害しにきた殺し屋であることが判明
・その殺し屋と戦闘になるが、車外に放り出して勝利。彼が持っていた銃を手に入れる
・「プリン」がいまだにだれかわからないので、乗客を皆殺しにすると女に宣告される
・電車の整備士が殺害されており、ブレーキが不能に
・主人公は車掌と協力して、最後尾車両に全員をうつし、最終車両だけを切り離してなんとか事故を免れる
・電車は脱線して停止
・そこで「プリン」が誰だか判明する

・警察に囲まれる
・「プリン」自身が、なぜ警察に追われているのかを乗客全員に話し、いとこが警官に殺される現場にいたことを告白
・主人公の「元相棒」が人質交渉人として電車にのりこんでくる
・そこで、「プリン」のいとこを殺害した犯人と、同じ口ぐせを「元相棒」が言ったことにより、彼が犯人だとわかる
・本物の「プリン」を守るために、乗客全員が「私がプリンだ」と言いはる
・スキをついて主人公は「元相棒」ともみ合い、彼から交渉人の識別タグを奪い、「元相棒」が銃を構えたところ、スナイパーから主犯だと勘違いされうたれる
・後日、「とある女」の前に現れる主人公。警察バッジを見せる

感想

主人公は正義の味方のはずなのに、はた目には犯人にしか見えないというギャップが楽しめます。

終盤が近付くにつれ、乗客にも主人公の真摯な態度が伝わり、主人公を信じはじめていく過程は見ていて胸が熱くなりました。


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