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【42TOKYO×レバテック】エンジニアキャリア支援プロジェクト参加レポート

11月24日(水)の19時から一時間ほど、エンジニア就職支援会社レバテックのアドバイザーによる「ポートフォリオ作成」のガイダンスが行われた。

学生は約90人ぐらいがZoomで参加。

アドバイザーの方は「元マリオカート世界8位です」と自己紹介をはじめ、うまく学生の心をつかんでおり、もともと企業で採用担当をされていたそう。

ガイダンスの内容は「IT業界の構造」と「企業が求めていることは何か?」の2点がメインだった。

IT業界の構造

まずIT業界の構造に関して大きくは「web事業会社」、「大手SIer」、「中堅・小規模SIer」の3つに分けられるとのこと。

「web事業会社」はサイバーエージェント、楽天、LINE、ヤフーが例で、自社で作って運営していく会社。

この「web事業会社」の良さは企画から運用まで携われることで、フレックスやリモート自由な働き方が多いこと。

逆にデメリットをあげるとベンチャーのような会社なので、人材育成研修などは少ない。

次に大手「大手SIer」はNTTDATA、iSiD、日本総研、SKYなどが例で、他の企業からの案件を請け負っていく会社。

良いところは、大規模案件に携われることと、教育体制が整っていることで、デメリットは何の開発に携わっているかは分かりづらく、客先に合わせた働き方をしなければいけないこと。

そして大手SIerから業務を請け負う「中堅・小規模SIer」という構造だ。

SIerという言葉は聞いたことがあっても、実際にどの企業がSIerで、どんなことをしている会社なのかは知らなかったので、

企業が求めているもの「ポートフォリオ」

次に企業が求めていることは、一言でいうと「ポートフォリオ作成(成果物)」。

プログラミングの経験は「学習した経験」ではなくて、「ポートフォリオ作成(成果物)」が物語るので、これは当然だろうなと思った。

自分自身も気をつけなければいけなければと思ったことが、初学者が陥りやすい例として、「広いが浅い学習」になってしまっていること。

広さではなくどこまで深く習得しているかのほうが重要で、扱える言語の豊富さよりも一つの言語を深く学ぶほうが良いとのこと。

結局は自分の興味ある分野で、作ってみたいものを作ってみるのが一番だと思う。

作った上で就職したいと思ったら、作ったものを企業に見せるために見せ方をブラッシュアップして、他の人との違いをアピールをしていけばいいと思う。

面白かった話

・海外にはSIerという業態はないということ。
・海外の有名なWEBサービス会社では、開発と英語の重要性は開発8、英語2の割合で、英語がしゃべれなくてもAWSに入った人もいる。
・学生の一人が質問で「コンピュータサイエンスをわかっている」と言えるレベル感の指標はありますか?という質問に対して、42のカリキュラムをこなしていけば問題ないとのこと。
・ぼくの興味ある機械学習系の道は、サーバーサイド、AI、機械学習、データ分析の勉強が必要とのこと。

あとがき

今回のガイダンスは生徒全員が参加必須でなない。

参加者は「興味がある人」だけで、42 Tokyoの良さは押し付けがましさがなく、あくまでも学生の主体性に重きをおいている点だと思う。

眠たくなる学校の授業のように、自分が興味ないことを学ばなければいけないことほど時間の無駄はない。

来週には2回目のガイダンスがあって、次は「具体的なポートフォリオ」の作り方についてなので楽しみだ。


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