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会社員のときに甘く見ていた「主夫の忙しさ」

現代社会において、働き方と価値観の多様化により、男性が家事や子育てをする「主夫」の活躍を聞くことが増えてきた。

一方で、「主夫はヒマなのだろう」という偏見もまだまだ根強く残っている。

しかし実際、主夫も忙しいもの。

まず、家事について言えば、掃除、洗濯、料理など、家庭内でおこうべき家事は多い。

これらは、主夫が担当することが多いため、家事に追われることも少なくない。

また、子育てについても同様で、子供の面倒を見たり、学校や習い事の送り迎えをしたりすることも。

そのため、主夫は自由な時間があるわけではなく、家事や子育てに追われることが多い。

この「主夫も意外と忙しい」ということだが、実は、ぼくが主夫になってから体験することができて良かったことの一つだ。

というのも、いままで主婦として家事を担ってくれていた妻への感謝が自然と芽生えたから。

そして、これからぼくが働き妻が主婦になった際にもこの経験を活かせる。

妻が病気で家事を行えない時は、困ることなくスムーズに家事を遂行することができるからだ。

このように夫も家事も担い、その忙しさと体験することは、家庭内でのパートナーシップを確立する上でも大切なこと。

もはや、家事や子育ては、女性だけが担当するものではない。

男女が協力し、家事や子育てを分担することで、家族全員がより少ないストレスで過ごすことができるようになる。

男女平等が進む社会において、主夫も意義ある存在となっている。

もちろん、主夫が抱える問題の一つに「社会的な評価の低さ」があるが、主夫を支援する環境や制度の整備、偏見や差別的な言動をなくすこと、男女が協力し家事や子育てを分担することなど、社会全体で取り組んでいくことが必要だ。

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