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女子大生の100日連続プログラミング・チャレンジから学ぶ「やり方」

先日、おもしろい記事を発見!

それが、以下です。

女子大生が100日連続で、毎日プログラムを書いたというもの。

このチャレンジは、『ULTRA LEARNING 超・自習法』にのっているような、「3ヶ月で外国語をマスター」といった学習法を彷彿とさせます。

今回の記事では、100日チャレンジを実施した女子大生の「方法」に着目して、まとめてみます。

そして明日は、彼女がつかった「ChatGPTの活用法」についてとりあげます。


もともとの動機

彼女はもともと「ソフトウェア工学を学ばなければいけない」という思いを持っていたました。

もっと具体的にいうと、オブジェクト思考、コンポーネント設計、デザインパターンといったものを学びたかったそうです。

しかし、授業や普通の独学ではこれらを学びきることができませんでした。

そこで、実際のアウトプットをつうじて学ぶために、今回のプロジェクトをはじめたようです。

1日平均9時間以上を費やす

「生成AI」を使ったプロジェクトと聞くと、生成AIにパパっとコードを書いてもらい、それで終了といったイメージがあります。

しかし、このプロジェクトの目的は、ただ毎日プログラムをつくることではなく、「ソフトウェア工学を学ぶ」ということ。

そのため、ChatGPTに書かせたコードを理解するために、設計手法やデザインパータンについて相当勉強したのだそう。

そこで気をつけていたのが、以下の2点です。

学びたいことを前提にアウトプットを決める

彼女は、「次にどんなものを作るかは、次に学びたいことがこれだからという形で決めていたんですよ」と語っています。

つまり、まず学びたいことが先にあり、それから、アウトプットを決めていたということ。

毎日とりくむアウトプットの目的を見失わうことがなく、モチベーションを保つこともできるので、良い方法だと思いました。

文献に当たる

本にすると数ページにわたるような知識や方法は、じつはChatGPTに聞いてもわかりません。

結局のところ、そのような専門知識は、本を読むのが一番。

彼女は「ウェブサイトに出てるようなプログラムは、私が求めることに対しては何の役にも立たなかったです」と語っています。

やはり、実際に役に立つまとまった知識は、本に軍配があがります。

生活設計

基本的には「ほとんどプログラムを書いてるか、それについて勉強している」状態だったそう。

まぁ毎日9時間をこのプロジェクトに費やすとなると、当然といえば当然です。

元記事からわかるかぎり、彼女の生活の流れをピックアップすると、以下のようになりました。

・朝起きて、とりあえずプログラムを書く
・学校でも授業の間にプログラミングやソフトウェア設計
・23時以降はプログラムを書かない
・Discordで友達としゃべりながらゲーム
・1時か2時に就寝

ゲームの時間をとれていたことに驚きですが、いい気晴らしになっていたのでしょう。

まとめ

まずは明確な動機があり、それをもとに毎日のアウトプットで学ぶべきことを決めているのが印象的です。

そして、専門知識はChatGPTに聞くのではなく、文献にあたることもポイント。

わからないところはしっかり本を読んで学ぶということを100日つづけることで、確かに実力がつきそうです。

それにしても、GitHubでソースコードが公開されていないのはなぜでしょうか。すこし気になります。

明日は、今回のプロジェクトで使用された「ChatGPTの活用法」についてとりあげます。

それでは、さらば~。

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