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レビュー『知的生産術』

最近あたらしいインプットが足りていないなぁと思い手に取ったのが本書。

質の高いアウトプットを行うためには、インプットの量を増やすことが重要というあたりまえのことを教えてくれ、基本を見つめなおすのに使えます。

楽しく仕事をしたい人にオススメです。

著者がいう「知的生産」とは、「自分の頭で考えて、成長する」こと。

社会で一般とされている常識や、他の人の意見をうのみにせず、自分の頭で考え抜くことで、イノベーションが起こり、成長や成果につながります。

そもそもイノベーションは、「つなげる知識同士の距離が遠い」ほど、劇的なイノベーションが生まれます。

そして、「イノベーション」=「知識」×「考える力」という数式も紹介されていました。

そして、新しいアウトプットを生み出すために3つの学び方が紹介されています。

それは「人・本・旅」によるインプット。

まず人については、会いたいと思った人には、すぐに会いにいくことが重要で、多様な人たちとの出会いによって、インプットを増やしてきます。

本をえらぶ判断基準は「面白いかどうか」で、とにかく食わず嫌いをやめていろいろな本を読むことが推奨されています。

旅については、身をもって体験すると、理解のレベルがぐんと上がります。

アウトプットについては、アウトプットする段階で「読んだ人にわかってもらおう」という意識が働いて、考えが整理されることが重要なので、やはりしたほうが吉といえます。

平易な言葉で語られていますが、説得力があり、一つ一つの考え方に納得。

長時間の労働から解放され、短時間で成果を出すための考え方が学べます。


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