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恋風邪にのせて MV考察 くだらない愛のゆくえ

恋風邪にのせて  Vaundy

https://www.youtube.com/watch?v=1FIhcdocT-k


恋風邪にのせて の、MVが本当に素敵なんですよ…癖になるメロディーからの、不穏な始まり。思わず見入ってしまう、そんな5分間。
まるで映画のようです。

登場人物

  1. 男(成田凌)
    どこからどう見てもクズ男。酒に溺れ、危険なことに手を出しているタイプ。見るからに女にだらしなさそうだけど、こういうタイプは確実に沼るやつ。

  2. 女(蒔田彩珠)
    かわいい若い女。20歳前後って感じ。男(成田凌)に振り回されている感がすごい。完全に沼ってる。
    明らかに男(成田凌)が危険な香りしかしないので、危ないことに巻き込まれていく。

  3. マフィアの男たち
    男(成田凌)を殺そうとしている。男が危ない仕事に首突っ込んだから、目をつけているのだろう。多分こいつらが女(蒔田彩珠)に男(成田凌)を呼び出させて、殺そうとした。(というか女に殺させようとした)

血のついた何かを噛み締めている。
しゃもじみたいなやつ
明らかに危険なことに首突っ込んでるやん…
背景のビニル、後々倉庫でも同じようなものが出てくる。繋がっているのか?
金塊のようなものを持っている。
誰が持っているのかはわからない。
これ盗んだから
マフィアに目つけられたんかな…(なわけないか)


はじまり

「運悪いよなぁお前も。ただな、クズを愛したお前も悪いんだよ。」

マフィアの男が女に言う。女は電話をかけさせられている。おそらく男(成田凌)に掛けているのだろう。
呼び出させて、殺すつもりなのだろうか。
はたまた、この女に殺させるのか。
悔しそうな、悲しそうな、何かを堪えているような、そんな表情で電話をする。

明らかに手が女の手ではない

このあと女は車に乗せられ、走り去っていく。
男が待つところへ。

何かに追われる男


男は酒に溺れていた。
道端でだらしなく座っている男の元に女が寄っていく。
先ほどの電話で待ち合わせたのだろうか。

会って早々、男が女にキスをしようとする(こういうとこクズだよな でも色気あって素敵…成田凌…)
が、女が首根っこ掴んで睨みつける。酒臭かったのだろう。(多分)
良い加減にしろと言わんばかりに睨みつけている。


首掴まれても酔っ払って微睡む男だが、ふと何かに気づいて女と一緒に逃げ出す。

多分追われているのだろう。


行き着いた先は倉庫

逃げた後、
二人は銃が落ちている倉庫へ辿り着く

銃を撃って遊び始める二人。楽しそう。
だが、ふと、女の方が男へ銃を向ける。男は無防備。遊びの延長だと思っているのだろう。
女は笑っている。
男に弾は当たらない。
わざと外しているのだろうか…。

ひとしきり遊んだあと、再度女が男に銃口を向ける。

すると、女の後ろにマフィアが…!!

なかなか男を殺せない女。見かねたマフィアが、女を叩いてどかし、銃を奪い取り、男に数発当てる。
しかし女が咄嗟に落ちていたライフルを手に取り数発マフィアに当てる。男を助けたのだ。
女は男を連れて倉庫を出ようとするが、男が力尽きる。
おそらく男が先に行けと言ったのだろう、女が走り去ってゆく…
去ったあと、血まみれの口で男が少し笑う。

これは男に銃口を向けた時の表情。
楽しそうだけど、どこか辛そう
殺すか迷っているのか…
マフィアに数発当てた後、男を連れて走る

ラスト 女は笑っているのか、泣いているのか

女は倉庫を出たあと、笑っているような、泣いているような、そんな声を出して佇んでいた。
倉庫の周りにはパトカー。
女の泣き声(あるいは笑い声)が響いてMVが終わる。


不穏な描写たち

このブルーシート、左側の盛り上がってるところは男の死体だろうけど、右側もなんとなく盛り上がってる気が。三日月みたいな形で。
女が向かい合って寝てる?
女も殺されたのか…?
これは何度もあらわれる刺青の手。
誰のかは不明。
男の目。
ブルーシートの下とも見える
女の目
女は死んでいないはずだが、男と同じ空間にいて、寝そべっているように見えるシーン。
ブルーシートの中っぽいけどどうだろう。
やはり結局殺されたのだろうか…
ここで
「やっと二人目を合わせて気づいたの」
と歌詞が流れる。


いや〜
くだらない愛に振り回されていますね。
結局、女は助かっていないような気が。
最後も笑ってるような声だったけど、泣いているようにも聞こえた。
結局死んだんだろうな。どっちも。
マフィアが女をほったらかすわけないし。

こんなクズ男に命捧げて良いものなのだろうか…

まぁ、だから「くだらない愛」なんだろうな。


くだらない愛で
僕たちはいつも笑っている
繰り返す日々が
僕たちを悲しませるの

ねぇ

くだらない愛で
僕たちはいつも笑っていた
繰り返す日々が
僕たちを振り向かせるの
ねぇ そっと
ふたり魔法を唱えるの

恋風邪にのせて


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