ソロキャンプ飯におすすめ フライパン・鍋・調理小物7選 【初心者向け】

1人で自由気ままにアウトドアが楽しめるソロキャンプ。
新たな趣味として始めた方、これからやってみようと思っている方も多いのではないでしょうか。

アウトドアならではの料理「キャンプ飯」も楽しみのひとつですよね。
今回は、初心者ソロキャンプにおすすめの調理器具をご紹介します。

■ 選び方のポイント

一言で「キャンプ飯」と言っても、実際に使用されている道具、発売されている商品はたくさんあります。

アウトドアメーカーのクッカーや、流行りのメスティン、手軽に使えるスキレットなど、種類や金額もさまざまなので何を選べばいいか悩みますよね。

今回は、初心者さん向けに3つのポイントを重視して、おすすめ商品を選んでみました。

【1】初心者やお試しの方は、家でも使いやすいものがおすすめ
【2】ハンドル（持ち手）は熱に強いものを選ぼう
【3】持ち運びに便利な軽いものを選ぼう

【ポイント１】初心者やお試しの方は、家でも使いやすいものがおすすめ

かっこよくて便利なキャンプ用品はたくさんありますが、すべて買いそろえるとなると費用面が心配です。

年に何回もキャンプに出掛けるならいいですが、次いつ行くか分からない、とりあえず挑戦してみたいという方には、おうちでも使える調理道具をおすすめします。

小さめサイズのフライパンや鍋は、アウトドアにはもちろん、普段はお弁当のおかずやおつまみの調理に活躍するので、初心者ソロキャンパーにおすすめです。

【ポイント２】ハンドル（持ち手）は熱に強いものを選ぼう

家庭でよく使うフライパンや鍋の多くは、ハンドルが樹脂製や木製になっています。

ガスコンロやIHヒーターで使用するときは、熱を伝えにくく調理中も素手で扱えるので便利ですが、直接火に触れることのあるキャンプやアウトドアでは、耐熱面で少し不安があります。

キャンプ飯には、より熱に強い金属製ハンドルのフライパンや鍋をおすすめします。

※金属製のハンドルは、調理中熱くなりますので必ず厚手のポットホルダーか乾いたふきんなどをお使い下さい。やけどには十分ご注意ください。
※一般的な樹脂ハンドルの耐熱温度は150℃ほどです。

【ポイント３】持ち運びに便利な軽いものを選ぼう

調理道具は、一般的に鉄・ステンレス・アルミ・銅・チタンなどの素材で製造されています。

ソロキャンプには、軽くて熱伝導が良い「アルミ製品」がおすすめです。

当たり前ですが、ソロキャンプでは荷物は自分1人で運ばなくてはいけません。少しでも軽くて収納しやすいものを選んだ方が、負担は少なくなります。

また、穴あき持ち手のものは、フックなどで簡単に掛けたり吊るしたりできるので便利です。

以上の3点を基準に、今回は7つの商品をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

【おすすめ１】シリーズでそろえたい「デミプロファミリー」

豊富なサイズラインナップで、さまざまな料理に対応できるキッチンシリーズです。

持ち手がステンレス製のワイヤーハンドルだから、アウトドアでも使いやすく、内面ふっ素樹脂コーティングなので、お手入れも簡単です。

サテン仕上げのシンプルなデザインは、そのままテーブルに置いてもかっこよく決まります。缶詰やインスタントラーメンなどを使った、簡単キャンプ飯におすすめです。

■ おすすめサイズ：スキレット17cm、ユキヒラ16cm、キャセロール18cm
■ バリエーション：スープポット（19.5cm）、キャセロール（18cm・20cm・24cm）、パエリアパン（20cm・26cm）、ソースパン（18cm）、ユキヒラ（16cm・18cm）、スキレット（17cm）、フライパン（18cm・20cm）
■ 対応熱源：IH、ガス火、オーブン
■ ポイント：丈夫なワイヤーハンドル、シンプルなデザイン、吊るして収納できる

デミプロファミリー IH対応

【おすすめ２】お皿のような調理道具「アルスキ」

アルミ製の軽いスキレットは、おつまみ、朝食、デザートなどいろいろな場面で重宝します。

本体とハンドルが一体になったコンパクトなデザインは、ソロキャンプにもぴったり。小さめサイズだから、そのまま食器のようにも使えます。

ガス火だけでなくトースターやオーブンでも使用できるので、ご家庭ではカフェ気分も味わえます。

■ おすすめサイズ：すべて
■ バリエーション：両手（16cm・18cm）、片手（14cm）
■ 対応熱源：ガス火、オーブン、トースター
■ ポイント：軽くて使いやすい、そのまま器として使える、吊るして収納できる

アルスキ ガス火

【おすすめ３】こだわり派におすすめ「プログレース」

プロクオリティの鍋&フライパンに、家庭でもお手入れしやすい加工をプラスしたキッチンシリーズ。

扱いやすい小さめサイズだから、アウトドアにもぴったり。金属製のしっかりとしたハンドルで、タフに調理がこなせます。

高品質な調理道具ですが、他の商品に比べるとやや重たいので、ソロキャンプでも料理をこだわりたい方におすすめです。

■ おすすめサイズ：シチューポット18cm、フライパン18cm
■ バリエーション：ソースパン（15cm・18cm）、シチューポット（18cm）、ストックポット（18cm）、フライパン（18cm・21cm・24cm）
■ 対応熱源：ガス火
■ ポイント：耐久性に優れた丈夫なつくり、お手入れしやすい表面加工

プログレース ガス火

【おすすめ４】調理の補助や食器にも使える「アルミボウル」

ころんとしたカタチと持ち手のデザインが可愛らしい小伝具シリーズのアルミボウル。この持ち手、見た目の可愛さだけでなく、機能面でも支えやすく持ちやすいという特徴があります。

食材を洗ったり、混ぜ合わせたりといった下ごしらえはもちろん、ご飯やスープなどを食べるお椀としても使えます。

サイズも10～18cmまで5種類あるので、使いたいシーンに合わせてそろえておくと良さそうです。

■ おすすめサイズ：10cm、12cm、14cm
■ バリエーション：アルミボウル（10cm・12cm・14cm・16cm・18cm）
■ ポイント：持ち手のデザイン、そのまま器として使える、吊るして収納できる

小伝具 アルミボウル

【おすすめ５】アイディア次第で使い方が広がる「トリートレイ」

アルミ製の万能トレイは、コースターやお皿として使ったり、小物を置くスペースにしたり、さまざまな使い方ができます。

軽くて扱いやすいので、何枚か持っておくと何かと重宝しそうです。丁寧につくられた日本製のアイテムは、長く愛用できるというメリットもあります。

自分だけの快適空間を演出したい方におすすめです。

■ おすすめサイズ：サークル
■ バリエーション：オーバル（ゴールド・ダークグレー・シルバー）、スクエア（ゴールド・ダークグレー・シルバー）、サークル（ゴールド・ダークグレー・シルバー）
■ ポイント：使い方いろいろ、長く愛用できるこだわりの日本製アイテム

トリートレイ

【おすすめ６】缶詰にはこれ「プチフォーク＆オープナー」

「缶つま」でおなじみの国分と、北陸アルミのコラボから生まれた缶詰専用フォークです。無駄のないコンパクトなデザインで、ソロキャンプにもぴったり。

フォークの先端が少し上向きにカーブしているので、「刺す」だけでなく、くずれやすい具は「すくって」食べられます。

また、持ち手側の先端は厚みが薄くなっているので、缶のプルトップに差し込んで持ち上げるだけで、簡単にプルタブが開けられます。

■ バリエーション：2本セット、3本セット
■ ポイント：缶詰が開けやすい、コンパクトサイズので持ち運びしやすいフォーク

缶つま プチフォーク＆オープナー

【おすすめ７】本格派には無駄のない「ヤットコ鍋」

ヤットコ鍋は、和食のプロも使用する便利なお鍋です。
持ち手がないので省スペースで調理ができ、コンパクトに収納できます。

表面には、強度と熱効率を高める打ち出し加工（槌目加工）が施されています。厚手のアルミニウム板を使用し、熱がムラなくまろやかに伝わるので、長時間とろ火でじっくりと煮込むような本格料理にもおすすめです。

調理した鍋を持ち運ぶ場合は、別売りの「ヤットコばさみ」などを使用してください。（※火傷には十分ご注意ください）

■ おすすめサイズ：15cm、16.5cm、18cm
■ バリエーション：ヤットコ鍋（15cm・16.5cm・18cm・19.5cm・21cm・22.5cm・24cm・25.5cm・27cm・28.5cm・30cm）
■ 対応熱源：ガス火
■ ポイント：コンパクト設計のお鍋、熱伝導に優れた打ち出し加工

いかがでしたか。
アウトドア専用の道具じゃなくても、アイデア次第でいろいろな使い方や料理ができそうですよね。

おうちにある調理道具や小物も活用しつつ、自分だけの快適なソロキャンプグッズを集めて、ぜひ「キャンプ飯」を楽しんでくださいね。

※2021年5月現在の情報です。商品の取り扱いやデザイン、仕様などについては変更となる場合がありますので、あらかじめご了承ください。