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私が初めて縫い針を持ったのは10歳くらい
教えてくれたのは左半身不随の祖母 片手で教えるのだからやって見せることはできない 言葉と指でここのところを~という感じで教わった日のことをよく覚えている
そして四枚はぎのお手玉を作った 当時は学校の休み時間にみんなでお手玉をよくしたものだった お手玉するのは下手でも自分で作ったお手玉を持っていけるのがうれしかった 返し口の閉じ方もマツリ縫いも祖母から教わった
だから手縫いはできると思っていた
そう、手縫いはできる ボタンも付けられると思っていた
だって家庭科の時間でもそれ以上のことは習わなかったもの・・・
それが60の手習いで初めて本当の手縫いを知るとは
(/ω\)
ミシンを習うにともなって手縫いも先生から教わるが今まで自分のしてきたことが基礎も何もわかっていないとわかり恥ずかしくなる
片麻痺の祖母は仕方ないが家庭科の先生はなぜ教えてくれなかったのか
もしかして先生なのに知らない?それともキチンと教えるのが面倒で手を
抜いていたの? 何か腹立たしい
(ここで和裁も洋裁も編み物も何でもできる母がいるのになぜこんなことになるのか疑問ではあるが)
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手縫いする時に糸のヨリを直す必要がある、玉止めの処理を正しくすると
止めた玉が隠れる… 実はこれは私の悩みでもあった これを知らないから綺麗には縫えなかったのだ
目からウロコのようなショックを受けた
ただ糸のヨリを直すのは先生のように爪で強く弾いてするカッコいいことはできない
なので秘密兵器を手に入れる こんなものが売っていることさえ知らなかったんだね私は ( 一一)
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針も先生からいただいた物だと
本当に縫いやすさが違う、とてもなめらかに縫える
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残り生地で作った
だから45年?使ってる
物持ちがよいのは私の長所
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