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韓国文学翻訳

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主に詩。時代問わず
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記事一覧

シン・ヒョンチョル『没落のエチカ』より

私はいつも没落したものたちに魅了されてきた。人生のある曲折において、一瞬ですべてを失うも…

黃芝雨(ファン・ジウ)「痛恨の後悔」

哀しい 私が愛したあとごとに 尽く廃墟である 完全に壊れきりながら 完全に壊しきっておい…

イ・ユリ「絳(あか)キ実」

凡例 ・本文中におけるすべての表記揺れなどは、意図されたものである。 ・注はすべて訳者に…

シン・ヒョンチョル「無情な神と愛の発明」(『人生の歴史』より)

ある価値あるいは制度の再発明を要請する人は革命的である。既存のものは偽りと、本物は別にあ…

シン・ヒョンチョル「ひらめの十全さについてー愛の論理学のための補足」(『悲しみに…

誰しもが欠如を持っている。恥ずかしさゆえに大概はそれを隠す。他の人々もしかりであろう。と…

幽霊3(イ・ヨングァン、1965~ )

朝刊は訃音のようだ ひとがしきりにしにつづける ひとではないとみなして ころしたのであろう…

「広い広い背中があり」

「広い広い背中があり」 イ・ビョンリュル(1967~) 紙さばきのうまい人になりたかったり 木さばきのうまい人になりたかったり 一頃は石さばきのうまい人にもなりたいとも思ったけれど もう悉く投げ出して とても広い広い背中を持って 月も錯乱も捨て下ろしておいてもたれてみたらな とても広くひりひりする背中があり たまにはお寺のように振り向いてみても良かろうはずなのに 永く永く泣いているつもりで河水もすべて流し 手も風に洗っては干し 僕の広い背中に顔を埋め 大体三百年く

「遠くにいても恋である」

「遠くにいても恋である」 ジョン・ユンチョン(1960~)  たった今眼前に見えなくたって恋…

「六法全書と革命」

六法全書と革命[1960年作] 金洙暎 既成の六法全書と基準として 革命を望むものは馬鹿者だ 革…

「おめぇを失って」

「おめぇを失って」 金洙暎(キム・スヨン、1921~1968) おめぇが居なくとも俺は生きるぞ …

「私を、あなたは」

「私を、あなたは」 カン・ジョン(1971~) 忘れないで さらにたくさん忘れなければいけな…