ヘイトスピーチって裁けるの?①

みなさん、お久しぶりです。
法律解説屋です。実は最近まで、卒論作ってました。

テーマは、

「ヘイトスピーチ」

なんとも、物議を醸しそうな、すっごいめんどくさいテーマ。そう思いますね。私も作りながら思いました。
ですが、いざ真面目に考えてみると、このヘイトスピーチ、
なかなかどうして面白いんですよ。

ところで、みなさん、親からこういったことをおしえてもらいませんでしたか?

「人の悪口を言ってはいけない」

「自分がやられて嫌なことを
他人にやってはいけない」

ヘイトスピーチを巡る問題って、つまるところ、これと大差ありません。おかしな話ですよね。大人になってもこんな簡単なことも守れないのかと。しかし、ヘイトスピーチをしている皆さんからすると、

「じゃあ何か?一生黙ってろってことか?相手の悪い所の指摘もできないぞ?あなたはそんなこと言える権利はないし、そんなこと言われる義理もないね」

と、こう返される訳です。何やら論点がズレてる気がしますね。しかし、これに「表現の自由」という言葉を付け加えるだけで、それっぽく聞こえます。

「私たちには表現の自由がある!
それを取り締まるのは言論弾圧だ!」

途端にそれっぽくなりました。そこで、実際にヘイトスピーチってどんなものなの?そして、取り締まれるものなの?ってことを考えてみました。長い間、お休みを頂いていましたので、ここから少しの期間、ヘイトスピーチについて、ガッツリと語っていきたいと思います。

是非、お楽しみに!

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